ローストビーフは牛肉を使うので特別に旬というものがあるわけではありませんが、秋や冬になるとハロウィンやクリスマスといった欧米由来のイベントが増えるためか、ローストビーフがスーパーに並ぶ季節でもあります。
しかし、このローストビーフ。
スーパーやお惣菜屋さんで買うととても高いです。。
実はローストビーフは、ご家庭でも簡単に作ることができます。
それも使うのはフライパンやアルミホイル、単なるお鍋といった普通の調理器具。
焼き時間も数分ととても短いので、時短レシピとしても人気なんですよ。
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目次
ローストビーフの簡単・時短レシピ!
クリスマスなどで人気のメニュー、ローストビーフは、お店で買うと高いけれど、自宅で作ってみると意外に簡単かつ時短レシピとして重宝します。
というのも、牛肉ブロック以外の特別な材料を必要とせず、作成時間自体は多少かかりますが、基本的に放置で作れるので忙しいときにぴったり。
それでいて手が込んでいるように見えますから、忙しい主婦(私の場合は主夫ですが。。)にとって強い味方なんですよ。
ローストビーフの材料
まず、ローストビーフを作るために必要な材料は以下のとおりです。
・牛もも肉かたまりブロック 400g
・塩こしょう 適量
・オリーブオイル 適量
・にんにく 1かけ
・たまねぎ 1玉
・しょうゆ
・みりん
・赤ワイン
私は普段から結構料理をする方ですが、必要な材料はかなり少ないと言っていいですね!
まぁアレンジとしてレタスやオニオンスライス、ワサビなんかを付け合わせるのが好みなのですが、ここでは純粋なローストビーフの作り方として割愛します。
ローストビーフのソースを作る
ローストビーフは放置時間が長いので、その間でソースを作っておくといいでしょう。
「ローストビーフ作成手順」で牛肉を焼いた後のフライパンでそのまま作ってもいいのですが、牛モモブロックはそれほど脂身があるわけでもなく、肉のうまみがそれほど出ているわけでもないかなと思うので、まったく別にオリーブオイルから作ってもいいです。
ではソースを作っていきましょう。
①タマネギとニンニクをみじん切り、または、すりおろします。
②タマネギとニンニクをきつね色になるまで炒めます。
③しょうゆ、みりん、赤ワインを1:1:1の割合でいれて一煮立ちさせれば完成。
甘めが好きな人は砂糖や蜂蜜を、ソースをたっぷりかけて食べたい人は水と粉末の鶏ガラスープをいれて片栗粉でとろみをつけたりしてもおいしいです。
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ローストビーフの作成手順
ここからは具体的なローストビーフの作成手順をご紹介します。
①牛肉を常温に戻す
面倒かもしれませんが、重要なポイントです。
ローストビーフは火にかけている時間が短いので、冷蔵保存していた牛肉をいきなり焼き始めると、中の温度が上昇せず生焼け状態となる可能性があります。
面倒でも必ず一度常温に戻しましょう。
②牛肉を塩こしょうする
牛肉全体的に塩こしょうしていきます。
こしょうはブラックペッパーでもホワイトペッパーでも、混合でもOKです。
ソースを作る場合は塩はあまりいりませんが、こしょうは多目にまぶしておいた方が美味しいと思います。
ここから20~30分ほど放置しますが、時短を目指す人は短縮してもOKです。
③牛肉をフライパンで焼く
次に、フライパンで牛肉の表面を焼いていきます。
「フライパンで焼く」ことによって中まで火を通すわけではありません。
肉自体の温度を上げることと、表面を焼くことで肉汁を中に閉じ込めることが目的です。たぶん。
③-1 焼き時間
焼き時間は、1面あたり1分~2分。
今回は牛肉ももブロックを使うので、4面、できれば6面全部焼いていきます。
焼いている間は蓋をした方が、肉自体の温度を上がります。
端っこは焼くのが面倒ですが、焼いた方が肉汁を閉じ込める効果は高いです。
中まで火を通そうと焼きすぎると、肉自体が固くなってしまうため、注意してください。
ここまでは大体どのレシピでも同じです。
差が出るのはここから。
④焼いた牛肉をアルミホイルで包む
焼いた牛肉をフライパンからあげ、アルミホイルに包みます。
私は二重にして包んでいます。
レシピによってはこの段階で「ソースと一緒に軽く煮込み、蓋をする」というものもありますが、我が家はいったん冷凍保存した物を調理することが多く、より安全に食べたいので、アルミホイルで二重に密閉する方法を使っています。
同じように、普段買いだめして冷凍肉を解凍して調理する人におすすめです。
⑤煮る
この状態でジップロックに入れ、沸騰して火を止めたお湯の中にいれて20分~30分ほど放置します。
アルミホイルで包んで冷ますだけのレシピもありますが、先の理由で私はアルミホイルで保温した上でさらにお湯で温めるという手法をとっています。
クックパッド1位の人気レシピの人は、さらに数分茹でてから火を止める、という方法でしたが、私がこれを実践すると肉の中の赤い部分が減ってしまい、少々固くなってしまいました。
そのレシピ通り作るには、少しコツが必要かもしれません。
⑥冷ます
料理としては非常に重要なポイントです。
昔見たミスター○っ子という漫画でも描かれていたのを覚えていますが、ローストビーフは冷ますのが重要。
理由は、できたてほやほや、熱々のまま切ってしまうと、中の肉汁が流れ出てしまうから。たぶん。。
何でも作りたてが美味い・・・というわけではないんですね。
ただ、時短レシピとしてはすぐカットしてしまっても問題はありません。
手順⑤でお湯の中で放置している間に、肉の中まで火が通っています。
ちなみに、私のようなど素人では、冷ましても冷まさなくても、あまり味の違いはわかりませんでした。
身も蓋もないけど。。
⑦ローストビーフはできるだけ薄く切る
私としてはかなり重要なポイントですが、ローストビーフにした牛モモブロックは、できるだけ薄くスライスしましょう。
厚くカットすると、どうしても固く感じてしまいます。
まして、私の作り方では通常よりも火を通していますから、なおさらなんですよね。。
でも薄く切ることで、柔らかく、美味しく食べることができます。
ただし、手順⑥で冷ましていないと薄く切りにくいので注意してください。
⑧盛り付け
盛り付けなんてどうでもいい・・・と思いがちですが、ソースを上からかける場合は、満遍なくソースがかかるように盛り付けた方がいいです。
また、我が家ではオニオンスライスの上にローストビーフを載せてソースをかけて一緒に食べます。
いかがでしたでしょうか。
ちょっと豪華な料理のイメージがあるローストビーフですが、実はフライパン1つあれば作ることができ、特殊な材料を必要としない簡単な料理だということがわかりましたね。
また焼き時間など手をかけている時間が短く、忙しいときの時短レシピとしても活用できますから積極的に作ってみてくださいね。
以上「ローストビーフをフライパンとアルミホイルで時短!焼き時間は何分?」でお送りしました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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