3月頃から旬な野菜としてスーパーに並ぶアスパラガス。
家庭でも食卓に並ぶ事が多い食材ですよね。
しかし、アスパラの調理方法は意外と人によって異なることが多く、中には筋を残してしまっている人もいます。
今回は、そんなアスパラのゆで方とレンジを使った簡単な調理方法、茹で時間はそれぞれ何分なのかについてまとめました。
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美味しいアスパラに必要な下ごしらえ
アスパラは根元の方に筋があって、これを処理せずに食べると筋だけ口の中で残って美味しくありません。
また、根元の方は結構固くて、茹でてもどうしても芯が残ってしまいます。
①根元を切る/折る
まずはアスパラの固い根元を切ってしまいましょう。
どれくらい切るかは感覚ですが、私は大体2cm弱切ります。
根元から先に向けてだんだんと柔らかくなっていくため、根元をつまんで力を入れるとちょうどいいところで自然と折れる、という方法もありますが、失敗するとど真ん中で折れてしまうため、あまりオススメはしません。
②ピーラーで筋をカット
①で切った後の残った部分は全部食べられますが、それでも根元に近い部分は筋が多いです。
私は学生時代、飲食店で厨房に入っていましたが、必ず根元から5cmくらいのところをピーラーで表面をカットします。
居酒屋さんで「アスパラバター」などを注文すると、根元が白っぽくなっていますよね。
あれは、表面をピーラーでカットしたために、芯が見えている状態なのです。
※アスパラは長くて鍋に入れずらいので、茹でる前に切ってしまう人もいますが、切断面を多くしてしまうと旨みが逃げてしまうので、茹でてから切りましょう。スープなどに使う場合で、栄養が逃げても茹で汁そのものも食べるなら切ってからでも構いません。
アスパラのゆで方!時間は何分?
いよいよアスパラを茹でていきます。
①大きめの鍋かフライパンに水を張り、鍋に火をかけます。
②沸騰したら、1リットルにつき10g(小さじ2)程度の塩を入れます。
③アスパラをいれて茹でます。ゆで時間は、私の場合は1分程度にします。
④茹でたアスパラをあげたら、ザルにあけて冷まします(これを丘上げといいます)。この冷ます時間があるため、献立の中では最初にやっておくことをオススメします。サラダにする場合で、色を重視する場合は冷水で一気に冷ますことがありますが、栄養が逃げてしまうと言われています。その場合はゆで時間を1分30秒~2分としてください。
ちなみに、野菜は茹でて食べるものが多いですが、茹でた直後に冷水で冷やすか丘上げで冷やすのがいいかは野菜によりますので、一つ一つ覚えていきましょう。
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アスパラを電子レンジで簡単に調理!時間は何分?
私もそうなのですが、夫婦共働きだったりすると、どうしても時短に頼らざるを得ないときがあります。
また、素材によってはお湯でゆでるよりも電子レンジ調理の方が栄養が逃げない、という理屈もあります。
アスパラもそんな素材の一つで、電子レンジのほうが栄養が逃げなく、かつ、お湯をわかさなくていい分、時短で簡単に調理できるというメリットがあります。
味の違いはやや出ますが、正直、奥さんに電子レンジ調理したものを食べさせてもまったくわからなかったので、素人が意識せず判別できるレベルではないと思います。
アスパラを電子レンジで調理する場合は、切ってからでも栄養はほとんど逃げません。
多少は影響があると思いますが、この点も電子レンジは楽ですよね。
電子レンジで加熱する場合の時間が何分かについては、500Wで1分~1分30秒を目安としてください。
電子レンジ調理するものは500Wが多いですね。
私の場合ですが、アスパラを切ってから加熱する場合は、根元部分を先に20秒ほど加熱し、その後アスパラ全体を1分間加熱します。
アスパラの根元が固くて不快な思いをすることが経験上多かったので、多少柔らかくなりすぎるリスクがあっても、根元は多めに加熱してあげます。
電子レンジでアスパラから火花?
はっきりとした科学的原因は分かりませんが、電子レンジでアスパラを調理した際に火花が生じた、という意見がネット上にあるようです。
デマというわけではありませんが、アスパラそのものに火花を生じさせる要因はないように思いますので、加熱する際に使用する容器の問題ではないかと推察します。
安全のためには目を離さないようにしたほうがいいかもしれません。
といっても、私は今まで何度もアスパラを電子レンジで加熱していますが、一度もこのような経験はありません。
いかがでしたでしょうか。
旬になるとたくさん食べたくなるアスパラガスですが、正しい茹で方とレンジを使った簡単な調理方法を覚えて、積極的に献立に取り入れてみましょう!
以上「アスパラのゆで方とレンジを使った簡単な方法!茹で時間は何分?」でお送りしました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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