健康・病気

子供の歯並び矯正はいつからすべき?矯正費用はいくらかかる?

子供の歯並び

子供が小さい頃は気にならない歯並びですが、成長につれてだんだんと気になって矯正を考える親御さんは多いのではないでしょうか。
歯が成長するとだんだんと歯と歯が干渉しあって、ズレていってしまうんですよね。
でも、早すぎても子供が嫌がってつけてくれないし・・・。
費用も結構かかると聞きます。
一体いつから矯正を始めればいいのか、費用はいくらくらいかかるのでしょうか。

 

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子供の歯並び矯正はいつからすべき?

子供の歯並びを矯正するのに良い時期とはいつからなのでしょうか。
一般的に、子供の歯並び矯正する時期は、以下のようにわけることができるようです。

1 乳歯期
2 乳歯・永久歯の混合期の前期(乳歯がまだ多く残っている)
3 乳歯・永久歯の混合期の後期(乳歯が少なくなってきている)
4 永久歯期

イメージとしては、矯正は早ければ早いほど良い気がしますよね。

完全な乳歯期は適していないかも

しかし、乳歯期は小学校就学前の保育園児・幼稚園児の時期ですが、そもそもの歯並びがはっきりと決まっていない時期でもあります。
子供の歯をよく見てみると、歯と歯の間が結構スカスカですよね。
これは、永久歯に生え変わったときにきちっと隙間なく生えるように、乳歯の段階では空いているのです。
これが、乳歯期にすでに隙間なくぴっちりしていると、永久歯に生え変わったときに歯と歯がお互いに干渉して、歯並びが悪くなってしまう可能性があります。
このように、乳歯期の歯並びは確定的なものではないため、あまり適していないと言えます。

適しているのは混合期

また、歯並びの矯正には矯正器具をつける必要がありますが、矯正器具を使用しての生活はそれなりにストレスがあります。
あまりにも幼い時期から強制しようとしても、子供が嫌がって有効なものにはならないおそれもあります。
では、完全に生えそろった永久歯期がいいか、というと、今度はその分、根がしっかりとしすぎているので、矯正のために歯を動かすためにはより大きな力と時間が必要となり、子供にかかる負担が大きくなります。
この頃にはもう中学生になっていますし、矯正器具をつけていることによる外観上の問題も発生してきます。
女子などでは特に「恥ずかしい」という気持ちが大きいでしょう。
となると、理想的なのは永久歯がある程度生え変わってから、完全に生え終える前までとなります。
この時期というのは、個人差もあると思いますが、およそ小学校3年生から小学校4年生まで、年齢で言えば9歳から10歳くらいが良さそうです。
ただし、永久歯に生え変わってからある程度矯正歯科医と相談のうえ、実際に強制し始める時期を決めるのが良さそうですね。

 

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子供の歯並び矯正費用はいくら?

では、子供の歯並び矯正の費用はいくらくらいかかるのでしょうか。
歯並び矯正は、まず2つの時期に分けることができます。
・第1期治療・・・永久歯が生えそろっていない
・第2期治療・・・永久歯が生えそろっている
小学校3年生で始めた場合、まず第1期治療となり、永久歯が生えそろった後も矯正が必要であれば、第2期治療となります。
一般的には

第1期治療:20万円
第2期治療:50万円

程度は覚悟しておきましょう。
それよりも少ない料金で済む場合もあれば、もっと高額になるケースもあります。また、第1期治療から継続して第2期治療に移行する場合、差額を引いてくれる医院も結構あるようです。
このようなシステムがあれば、第1期治療代が無駄にならないという安心感があるので、第1期から治療しよう!と思えますよね。歯並び矯正にかかる費用は、以下の費用の合算となります。

・相談料(初診料)
・診査料(検査費用)
・診断料
・上記治療費
・調整料(定期的な矯正器具の調整)
・矯正器具の修理費用
・観察料

治療を始める前までの費用は一括してまとめて請求される場合もあるようですし、治療中の矯正器具の調整料がかからない、というか、治療費に調整料がコミコミとなっていて、何回調整しても追加料金がかからないシステムの医院も結構あります。
患者サイドからすると、追加料金がかかるとなると、「最終的にはいくらになるんだろう・・・」という不安感がありますから、このような追加料金なしの総合料金制の治療方針の医院が結構あるようです。

いかがでしたでしょうか。
歯並びの矯正費用は結構高いですが、矯正に適した時期はある程度子供が大きくなってからです。
もし不安な人は、子供が小さいうちから少し積み立てておくといいかもしれませんね。

以上「子供の歯並び矯正はいつからすべき?矯正費用はいくらかかる?」でお送りしました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

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