一年の中で最も日照時間が長くなる日である夏至の日。
毎年、夏至が過ぎると「後は日が短くだけだねー。」と、子供と一緒に寂しい気持ちにもなります。
せっかくなので、日の出の時間と日の入りの時間はいつ頃なのかを調べて、子供と一緒に何時まで明るいのかを体感してみようと思います。
ということで、今回は「夏至 2016年の日の出はいつ頃?何時まで明るいの?」でお送りします。
【スポンサーリンク】
夏至とは?
夏至(げし)は、1年を24等分した二十四節気(にじゅうしせっき)のうちの1つで、一年のうちで一番昼の時間が長い日を指します。
ちょうど対局に位置し最も昼の時間が短いのが冬至(とうじ)、夏至と冬至の中間に位置し昼と夜の長さが等しい日が春分(しゅんぶん)と秋分(しゅうぶん)ということになります。
2016年の夏至はいつ?
「夏至」というと、6月21日で覚えている人も多いかもしれません。
しかし、実は毎年違う・・・とまでは言いませんが、その年によって変わります。
何故かというと、一年が365日または366日であることから、夏至→冬至→夏至→・・・と繰り返すうちに、一日ズレたり戻ったりするからなんですね。
感覚的には、うるう年と同じように4年に1年は6月22日、と覚えるといいかもしれません。
もう少し正確にいうなら、現在主流となっている二十四節気を配置する方法の一つである定気法によると、太陽の通り道である黄道を基準にして配置すると、「夏至の瞬間」というものがあります。
この「夏至の瞬間」の日付が「夏至日」となるのです。
ただし、
2016年の夏至の瞬間は6月21日7時34分、夏至日は6月21日です。
ちなみに、2015年は6月22日でした。
この次に夏至の日が6月22日になるのは、2015年から4年後の2019年ですので、概ね4年ごとに6月22日になることになります。
【スポンサーリンク】
2016年夏至の日の出時間と日の入り時間
夏至とは日の出から日の入りまでの時間が一番長い日を指しますが、具体的な日の出時間はいったい何時から何時まで明るいままなのでしょうか。
実は、日本国内では単一の日本標準時を使っていますから、国内での時差は当然ないのですが、当たり前ながら東側に位置するほうが日の出時刻が早くなります。
太陽が南中する時刻を正午するならば、沖縄県石垣市と北海道根室市では、正午の時刻は1時間以上ものずれがあります。
ここでは国立天文台に掲載されている日の出時刻と日の入り時刻で見てみましょう。
年月日 | 日の出 | 日の入り | 昼の時間 |
6月18日 | 4時25分 | 18時59分 | 14時間34分 |
6月19日 | 4時25分 | 19時00分 | 14時間35分 |
6月20日 | 4時25分 | 19時00分 | 14時間35分 |
6月21日 | 4時25分 | 19時00分 | 14時間35分 |
6月22日 | 4時26分 | 19時00分 | 14時間34分 |
分刻みでみると、夏至といってもほとんど分からないですね。
秒刻みではおそらく一番長いと思うのですが、夏至の日が前後の日と比べてどのくらい昼が長いのか、という点について、ほとんど変わらない、ということがわかりました。
まとめ
2016年の日本の夏至の日は6月21日で、14時間35分ほどが昼の時間になります。
いつまで明るいのか、ということで言えば、19時00分までは昼の時間となりますので、会社勤めの人でも帰宅するときはまだ明るいですね。
夏至の日は明るいうちに帰宅して、子供達に「今日は夏至だから、明日からだんだん日が短くなるね-。」などと、さりげなく季節を感じるような会話をされてはいかがでしょうか。
以上「夏至 2016年の日の出はいつ頃?何時まで明るいの?」でお送りしました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
【スポンサーリンク】