節分で年の数だけ食べる 福豆(煎り大豆)。
意外と美味しくて、たくさんあるとついついポリポリと食べちゃいますよね。
しかし、ダイエット中は食べ過ぎに注意したほうがいい、ということも言われることがあります。
一粒当たりのカロリーや栄養面から、肉との比較を交えて見てみましょう。
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目次
福豆(煎り大豆)一粒当たりのカロリー
福豆(煎り大豆)一粒はおよそ0.3gくらいです。
大豆は、普段よく使う料理ではゆでて食べる人が多いと思いますが、福豆(煎り大豆)は節分の習わしから煎って食べるのが普通。
そのカロリーは100gでおよそ411kcalあります。
これを一粒(0.35g)に換算すると、
福豆(煎り大豆)一粒 0.35g 1.4385cal
ということになります。
節分のときに年の数だけ食べる場合、例えば40歳の人なら
1.4385kcal×40=57.54kcal
ということになります。
ゆで大豆との比較
私は福豆(煎り大豆)は好きですが、普段の料理ではゆで大豆を使います。
ゆで大豆と煎り大豆ではカロリーに差はあるのでしょうか?
比較のため、ゆで大豆も同様に一粒当たりで考えてみることにします。
ゆで大豆は一粒0.85gくらいあります。
茹でた分、水分を含んで倍以上になっていますね。
そして、カロリーは100gで180kcalあります。
100g換算では、福豆(煎り大豆)に比べてカロリーが半分以下なので、とってもヘルシーに見えますよね。
これを一粒(0.85g)に換算すると、
福豆(煎り大豆)一粒 0.85g 1.53cal
ということになります。
あれ、一粒あたりのカロリー増えてる・・・?
そう、グラム数で換算すると、ゆで大豆のほうがカロリーが少なく見えますが、増えた分はほとんど水分ですので、粒数に換算するとむしろ増えているんですね。
うーむ。ちょっと意外。。
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福豆(煎り大豆)一粒当たりの栄養素
カロリーに続いて、福豆(煎り大豆) が持つ栄養素について見てみましょう。
健康食品と言われることが多い大豆ですが、いったいどんな栄養を持っているのでしょうか。
分量は一粒(0.35g)、三大栄養素に絞ってみてみます。
タンパク質:0.12g
脂質:0.07g
炭水化物:0.1g
ふむふむ。
といっても、これだけ見てもやはりピンときませんね。
比較のために、料理によく使われる豚バラ肉も見てみましょう。
豚肉との比較
豚肉も同じ0.35gにして比較してみます。
エネルギー:1kcal
タンパク質:0.05g
脂質:0.12g
炭水化物:0g
脂質は豚バラ肉のほうが2倍高いのに、タンパク質は半分以下というわけですね。
この比較ではダイエット効果がかなりある気がします。
ただ、炭水化物は糖質になってしまうため、糖質制限ダイエットの面では不利という見方もあるかもしれません。
鶏肉との比較
では、糖質制限ダイエットなどでよく食べられている鶏肉(0.35g)と比較してみましょう。
エネルギー:1kcal
タンパク質:0.06g
脂質:0.05g
炭水化物:0g
脂質の面では、大豆よりもむしろ少ないですが、大事なタンパク質という点では大豆の半分しかないのですね。
「畑の肉」と言われる大豆ですが、タンパク質は肉以上の効果がありそうです。
ただし、炭水化物では豚肉と同じ結論になってしまいますね。
結局、ダイエット中は食べ過ぎない方が良い?
さて、福豆(煎り大豆) はカロリー面では意外と高く、あまり食べ過ぎないほうがいいイメージがあったと思いますが、これを主菜、あるいはそれを補完するタンパク源として取り入れる分には、肉よりも効果が高いようにも見えます。
現在は糖質制限ダイエットブームでもありますが、昔からいわれるカロリー制限という考え方もあります。
その点からすると、 福豆(煎り大豆)は豚肉や鶏肉よりも、カロリーも糖質(炭水化物)も上回ってしまっているんですね。
一方で、ダイエットには代謝アップが有効な方法ですが、そのためにはタンパク質を摂取する必要があり、その面では 福豆(煎り大豆)のほうが優れています。
脂質面では、動物性油は体温レベルでは固まってしまうので、脂質が同じ量だとしても、健康面では大豆が有利だと思います。
で、「結局のところダイエットにはどうなの?」という問題に対しては・・・
調子に乗って食べ過ぎは禁物
ということですね。
肉の代わりに大豆、というと一見ヘルシーのようですが、ダイエットにかかる栄養面ではそこまで大差がなく、摂取すべきタンパク質量を超えてばくばく食べるとやはり太ります。
ダイエットだからといって抑える必要はありませんが、代わりに肉を減らすなど、工夫をしていきましょう。
以上「【福豆(煎り大豆)一粒のカロリーや栄養!ダイエット中は食べ過ぎ注意!」でお送りしました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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