夏が終わると秋の訪れを感じさせる紅葉シーズンが始まりますね。
北海道大雪山は日本で一番早く紅葉が見られる場所として有名な場所です。
秋になると子どもと一緒に山を訪れる人も多いと思いますが、今年は大雪山で一足早く秋を感じてみてはいかがでしょうか。
今回はそんな大雪山の紅葉の見頃の時期や登山時のポイントについてまとめてみました。
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目次
大雪山の紅葉の見頃のいつ?
秋の訪れを感じさせる紅葉ですが、一般的には早いところで9月下旬、遅いところで11月下旬くらいから徐々に色づいていきます。
ところが、北海道大雪山は9月上旬から色づき始め、9月中旬から9月下旬にはすでに見頃を迎えているというのですから早いですよね。
さすがに9月中旬くらいだと早すぎる可能性があるため、9月下旬以降の方が、時期としてはおすすめです。
紅葉情報
ちなみに、紅葉情報は下記問い合わせ先に電話で随時確認することができますから、「そろそろ行ってみるか」とフィーリングで行くよりは、現地の人にきちんと問い合わせてから行ったほうが確実です。
01658-5-3350 層雲峡観光案内所
01658-5-3031 層雲峡ロープウェイ(黒岳)
名所と呼ばれるおすすめ撮影スポット
「大雪山」は、実は単体の山の名前ではありません。
山群、つまり、複数の山の集合体なんです。
従って、大雪山の名所というと、個々の山の部分を指します。
赤岳銀泉台は日本で一番早い紅葉
赤岳銀泉台は、日本一早い紅葉が見られる場所としてたくさんの人が訪れます。
そのピークは9月中旬には来てしまいますから、銀泉台の紅葉を見逃さないように気をつける必要がありますね。
ちなみに、銀泉台という地名は「銀河の滝の泉の湧くところ」という意味に由来しているのだとか。
旭岳は北海道最高峰
旭岳は北海道最高峰と言われる山です。
「○○の最高峰」という表現はよく使われますが、比喩でも何でもなく、文字通り「北海道で一番高い山」なんですね。
ちなみに、2位が北鎮岳、3位が白雲岳で、いずれも大雪山に属しています。
そこから見える景色もまさに北海道最高峰。
黒岳はロープウェーで気軽に紅葉
黒岳は、5合目までロープウェーで、そこから7合目まではリフトに乗っていくことができます。
7合目の時点で標高1520m。
そこからの景色もいいですが、そこに着くまでの間にも紅葉を楽しむことができるため、気軽に大雪山の紅葉を楽しみたい人にはおすすめです。
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登山時の服装
見どころの多い北海道大雪山ですが、紅葉になっていることはそれなりに気温が下がっているのでしょうか。
いくら北海道とはいえ、9月中旬~上旬といえば、まだまだコートというような時期でもありません。
いったいどのような服装で紅葉を見に登山すればいいのでしょう。
気温
北海道大雪山の9月の気温はすでに一桁台になることも多く、紅葉の時期には最高気温ですら一桁となっています。
最高気温は9℃台、最低気温は4℃台と、零下こそいかないまでも、防寒対策が必要なレベルですね。
大人の服装
登山の基本は重ね着と言われますが、北海道大雪山の9月の服装としては、インナーとアウターのみで、いわゆるミッドレイヤーとか中間着とか言われるようなレベルのものまでは必要ないと思われます。
ボトムスの、中に履くタイツまでは不要でしょう。
ただ、山の天気は予想がつかないため、リュックの中に用意だけはしておいたほうがいいと思います。
子供の服装
子供と一緒に行くときは、子供の登山の服装は親がきちんと見てあげないといけません。
基本的には大人と変わりませんが、子供の場合は暑がりな子が多く、インナーの長袖は嫌がるかもしれません。
気温が低いときの登山では、できるだけ汗が冷えることによる体温の低下を抑える必要がありますから、こまめに子供の様子から着たり脱いだりを繰り返す方がいいでしょう。
紅葉時期の交通規制
紅葉時期は「日本一早く紅葉が見られる場所」としてたくさんの人が集まります。
このためこの地域の交通量も増えることになりますが、
・道路幅員減少等による交通事故防止のため
・マイカー利用による渋滞の解消と排気ガス等からの自然環境保護のため
という目的もと、紅葉期の車両交通規制が行われています。
対象となるのは
・道道銀泉台泉
・町道高原温泉泉
です。
交通規制日は、平成27年(2015年)ベースでは9月の第2土曜日~第4日曜日でした。
平成28年(2016年)においてもほぼ同じでしょう。
交通規制については、平成27年のものですが以下のリンク先を参考にしてください。
→大雪山紅葉期の車両交通規制
宿泊するための野営指定地とキャンプ場
紅葉のために宿泊する人は多くはないと思いますが、大雪山ではそれぞれの山に野営指定地やキャンプ場がセッティングされており、それ以外の場所は禁止されていますので気をつけてください。
大雪山を縦走して一気に紅葉制覇を目指すなら、ポイントを抑えておきましょう。
女性の方やトイレできちんと用を足したい人はトイレの位置も併せて覚えておくと良いでしょう。
引用元:http://www.daisetsuzan.or.jp/enjoy/yobi/hinan/
大雪山の車中泊できる無料駐車場
北海道大雪山は道内各地や道外からもたくさんの人が訪れますが、車中泊をして翌朝から登り始める方もたくさんいます。
それぞれの山の無料駐車場を抑えておきましょう。
ただし、紅葉時期は交通規制によりそもそも無料駐車場まで行けない場合がありますから、交通規制内容を十分に把握しておきましょう。
赤岳銀泉台の無料駐車場
道道1162号線を突き当たったところが駐車場となっており、ここで車中泊をすることができます。
旭岳の無料駐車場
ロープウェーの駐車場は、紅葉時期は1日500円ですが、側に公共(公営)駐車場があり、そちらは無料で利用することができます。
黒岳の無料駐車場
登山口である男池園地に駐車場があります。
清掃協力金100円を納めるので、無料駐車場とはいえないかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
日本一早く紅葉が見られる場所、北海道大雪山。
今年の秋は、子供と一緒に登山して一足早い紅葉を楽しんでみてはいかがでしょうか。
見頃は9月中旬~上旬とかなり早く訪れますから、時期を逸しないように気をつけてください。
以上「大雪山の紅葉の見頃の時期はいつ?登山をして見に行こう!」でお送りしました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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