まもなく開催される2017年(平成29年)冬季アジア大会。
今年は日本で開催され、開催地は札幌市と帯広市となっています。
あまり知名度は高くありませんが、「アジア版オリンピック」とも言われる国際大会なんです。
そんな世界トップレベルの冬の競技大会が日本で行われるなら、ぜひ家族で見に行きたいですよね。
今回はそんな冬季アジア大会の解説と、2017年の開会式と閉会式についてまとめました。
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目次
冬季アジア大会とは
冬季アジア大会は、日本のオリンピック委員会が提案して開催された冬の国際競技大会。
1986年に第1回が開催されて以降、およそ4年に1回のペースで開催されてきました。
元々は夏季アジア大会(アジア競技大会、単にアジア大会ともいう。)が成功を納めたことから、「冬もやろう」ということがきっかけだったようです。
夏季アジア大会と冬季アジア大会は、ともにアジアオリンピック評議会が開催する事から「アジア版オリンピック」とも言われています。
ただし、その割には日本における知名度はやや低いのではないかな、と思います。
冬季アジア大会2017の開催地は札幌・帯広
2017年(平成29年)の冬季アジア大会の開催地は、北海道の札幌・帯広で開催されます。
実は、歴代大会の開催地を振り返ってみると、日本での開催は4回目、札幌での開催は何と3回目なんです。
日本以外の開催地は、中国(2回)、韓国(1回)、カザフスタン(1回)で過去に開催されています。
冬季アジア大会はあまり盛り上がっていない?
国際大会としてはかなり大きい大会にも関わらず、これだけ日本での開催が多いというのはめずらしいですよね。
このことは、日本以外の国ではあまり大きな関心がないことの現れなのかもしれません。
大会開催に伴う経済効果があるなら、もっと各国が開催に名乗りをあげるのではないかと思います。
元々冬の競技が国際的に強いのは北欧やカナダなどなので、冬のアジア大会となると日本以外ではあまり関心が持たれないのも無理ないのかもしれません。
陸上競技やフィールド競技以外も冬季アジア大会などで行われれば、もっと盛り上がるのではないかと思うのですが。
例えば、体操や卓球、バドミントン、バレーボールなどの屋内競技や、将棋、囲碁などはアジア諸国も力を入れているのですから、もっとアジア全体が注目する大会になるのではないでしょうか。
「大会の趣旨から外れる」という批判もあるでしょうが、いずれにしろ大会そのものをもっと盛り上げるために、何らかのテコ入れは必要な気がしますね。
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冬季アジア大会2017の日程と時間、会場
2017年の冬季アジア大会の日程は、2月18日(土)~2月26日(日)となっています。
開会式:2017年(平成29年)2月19日(日)(札幌ドーム)16時から
閉会式:2017年(平成29年)2月26日(日)(真駒内屋内競技場)18時から
開会式が行われる札幌ドームはプロ野球の日本ハムファイターズの本拠地となっていて、北海道の屋内競技場としては最高規模の会場です。
閉会式が行われる真駒内屋内競技場は、1972年(昭和47年)の札幌オリンピック開催のために作られた屋内競技場ですから、冬の国際大会で使う規模としては十分でしょう。
開会式は2月19日(日)ですが、競技開始はその前日の2月18日(土)から行われています。
開会式前に競技開始というのもちょっと違和感がありますが、競技間の選手の休息や開会式に出席する要人の都合など、色々と調整するとやむを得なかったのでしょうか。
ちなみに、帯広は2月20日(月)からスピードスケートのみの開催となっています。
こちらの会場で競技を行う選手も、札幌の開会式に出てからの移動となるのでしょう。
開会式のプログラム
冬季アジア大会2017の開会式のプログラムについては、現在のところ公表されていないようです。
こちらについては、確認でき次第更新したいと思います。
以上「冬季アジア大会2017!開催地札幌・帯広の開会式・閉会式の日程」でお送りしました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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