イクメンとしては絶対に外せないイベントである運動会。
父親の出番もある学校も多いと思うので、カッコいいところの見せどころですね!
子どもも、かけっこやダンスでいいところを見せたいと思っていますし、お父さんが付き合ってくれるとなれば、きっと喜んでくれると思います。
でも、「お父さん、この曲ってなんの曲名?」って聞かれてもわからないと恥ずかしいし、曲を入手することも難しい。
まずは、曲の名前をしっかりと覚えておきましょう。
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せっかく子どもと特訓するのですから、曲もしっかり覚えてからやりたいですよね。
雰囲気も出ますし、本番と同じ環境で特訓することで、本番でも100%の力を発揮することができます。
特にダンスなんかだと曲がないと踊れませんし、踊ってくれません。
運動会でよく使われる曲にはどのようなものがあるのでしょうか。
その曲自体のこともちょっと知っておくと、子どもに説明してあげられますから、できれば一緒に覚えてしまいましょう!
目次
かけっこで使われる曲
かけっこで使われる代表曲としては、以下のものが有名です。
1.クシコス・ポスト(Csikos Post)
ドイツの作曲家「ヘルマン・ネッケ」が作曲した楽曲です。
曲名の意味は、クシコス=馬車、ポスト=郵便で、「郵便馬車」という意味です。
邦題では「クシコスの郵便馬車」とも呼ばれますね。
「郵便馬車」とは、手紙の配達が飛脚であった15世紀頃に神聖ローマ帝国の現ドイツ・フィレンツェで発案された馬車による郵便です。
なんだか気持ちが駆り立てられるような曲です。
運動会と言えばコレ、というくらい日本では親しみのある曲ですが、日本以外ではそれほど知られた曲ではないようです。
2.道化師のギャロップ
旧ソ連を代表する作曲家ドミトリー・カバレフスキーによる組曲「道化師」第2曲です。
組曲というのは、クラッシック音楽で数分程度の複数の楽曲を別々に演奏して全体でひとつの作品とする曲のこと。
また、ギャロップとは、馬術で全速力の指示を意味しています。
そこから「速いもの」の代名詞的に使われることが多く、ラジコンやゲーム、アニメにおける設定などで幅広く使われる言葉です。
まさに「かけっこ」の曲といえますね。
3.ウィリアムテル序曲
イタリアの作曲家ジョアキーノ・ロッシーニが、オペラ「ウィリアム・テル」のために作曲した曲の序曲です。
オペラ自体の演奏時間は約4時間にもわたる超大作ですが、あくまでも使われるのは序曲です。
序曲といっても第1部~第4部で構成される10分以上の曲ですが、運動会で使われるのは第4部の「スイス軍隊の行進」。
ウィリアムテルという作品は、スイス軍とオーストリア軍が戦争状態でありながら、スイスの指導者の息子とオーストリアの王女が恋に落ちる、というストーリーで、最後はスイス軍が勝利します。
そんなストーリーを思い浮かべながら聞くと、またテンションが上がるかもしれません。
4.天国と地獄
ドイツ生まれでありながらフランスで活躍したジャック・オッフェンバックが、オペラ「地獄のオルフェ」のために作曲。
「天国と地獄」は日本に伝わったときの邦題です。
運動会でよく使われる曲は、序曲第三部のことですね。
カンカンとかギャロップとか呼ばれ、クライマックスに向けてテンションが上がるような楽曲となっています。
5.トランペット吹きの休日
アメリカのルロイ・アンダーソンによって1954年に作曲されたもので、他の作品に比べて最近の曲です。
そのせいなのか、かなり陽気な曲で作風もちょっと違っていますね。
本当は「ラッパ吹きの休日」なのですが、演奏にはトランペットを用いられるため「トランペット吹きの休日」と呼ばれるようになったとか。
この曲はトランペット奏者があまりに忙しい作品なことから「トランペット吹きの休日返上」というユーモアで呼ばれることもあります。
いかがでしたでしょうか。
かけっこなどで使われる曲はクラシック音楽が多いため、あまり作品としての曲については詳しくない人が多いと思いますが、ちょっとした背景を知っているとまた違った視点で楽しめますし、子どもにも説明してあげるとちょっと鼻高々になれるかもしれませんよ!
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ダンスで使われる曲
運動会は競争などで得点を争うのが魅力ですが、もうひとつの見どころと言えばダンスですね。
ダンスが必修科目となった現在では、そのレベルも上がりつつあるといいます。
しかし、ダンスとは曲があっての踊りですから、その曲を知らないと話にならない部分もありますし、見ている側も知っている曲の方が見ていて楽しい、というところもあるでしょう。
最近のダンスではいったいどんな曲が使われるのでしょうか。
はっきり言ってしまうと、ダンスの曲は定番はありつつも、そのときの流行の曲を振り付けなどをちょっと変えてやることも多いので、かけっこの曲に比べると自由度はかなり高いようです。
選曲はだれがするの?
かなり自由度の高いダンスの選曲ですが、いったい誰がしているのでしょうか。
実は、別に教育委員会や文部科学省から指示があるわけではなくて、先生たちが自分で決めているそうなんですね。
もちろん、先生の方針によってはクラス内の多数決なんかで決めることもあるでしょう。
先生方が決めるとしても、流行の曲から選ぶようですよ。
また、振り付けも曲の振り付けをそのままするわけではありません。
JPOPなどから選べば本来の振り付けというのは決まっているでしょうが、レベルが高すぎますからね。
そこで、先生方が振り付けをアレンジしていかなければならないわけですが、普通の先生が振り付けまで自分で考えることができるというのでしょうか。
実は、そんな悩める先生方の心強い味方となってくれる教員向け雑誌で、小学校○年生向けダンスなんかを紹介してくれています。
2015年の運動会のダンスで流行った曲
そのときの流行から選ぶとはいえ、別に2016年に発表された曲から選ぶ必要はありませんが、2015年の運動会では、以下のような曲がダンスでよく使われたようです。
4.踊るポンポコリン
いずれも、最近の流行曲や子どもが大好きなアニメから選ばれるケースが多いですね。
あまり歌や曲に興味を持てないお父さんもいっぱいいると思いますが、ぜひ子どもの世代が好きな歌や曲を覚えて、特訓に付き合ってあげてくださいね!
以上「運動会「これってどんな曲?」かけっこやダンスで流れる曲を覚えて子どもに教えてあげよう!」でお送りしました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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