ほうれん草のおひたしは、副菜の定番ですよね。
私は日頃、献立を考えるときにできるだけ「一汁三菜」を心がけますが、副菜は意外と悩みの種となります。
そんなときに、冷蔵庫におひたしがあると、いつもほうれん草のおひたしを作ってしまいます。
今回は、そんな役立つほうれん草のおひたしの作り方や茹で時間、栄養についてまとめてみました。
便利な冷凍食品のほうれん草との違いについても調べてみました。
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ほうれん草のおひたしの作り方
ほうれん草のおひたしは以下の手順で簡単に作ることができます。
他の野菜に比べて、葉の部分と茎の部分で茹で時間に差が少なく、一気に茹で上げてしまうことができます。
①ほうれん草を水洗いする。特に、根に近い部分は土が付いていますので、事前に洗い流しておきます。
②お湯を沸騰させて、塩を入れる。目安はお湯1リットルにつき10gです。
③ほうれん草を入れる。できれば根っこのほうを先に少しだけお湯に入れてから全体を投入すると均一に火を通すことができますが、あまり気にしなくても変わりません。
④15秒〜30秒ほど茹でる。
⑤冷水で一気に冷やす。ほうれん草は冷水で冷やすことで苦味、エグみを抑えることができます。
⑥手で絞って水を切る。
⑦食べやすい大きさに切って完成!
おひたしで食べる場合は、かつお節や刻み海苔をかけてポン酢やお醤油で食べると美味しいです。
この状態からごま油を使って和えるとナムルっぽくなります。
ほうれん草のおひたしの栄養とカロリー
ほうれん草のおひたし100gあたりの栄養とカロリーは以下のとおりです。
カロリー:27kcal
タンパク質:3.6g
脂質:0.35g
炭水化物:3.2g
ビタミン(A、B群、C、Kなど)のほか、鉄分、葉酸が豊富なので、ご家庭に妊婦さんがいるときは喜ばれます。
茹で時間と栄養の関係
ほうれん草の茹で時間は、結構人によって違います。
茎の部分は1分程度、葉の部分は30秒程度茹でる、と説明されているレシピが多いです。
ただ、私が食べるときは丸ごと15秒程度茹でるくらいの時間で十分食べることができます。
野菜はできるだけ生で食べたほうが栄養を摂取することができます。
なぜなら、熱で栄養素が壊れるほか、茹でることによって水溶性ビタミンなどが茹で汁に流れでてしまうからです。
ほうれん草の場合、ビタミンB群、ビタミンC、葉酸などが水溶性ですから、茹でれば茹でるほど栄養が失われると考えると、できるだけ茹で時間は短いほうが、栄養面では有利なのです。
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冷凍食品との栄養の違いはあるか
ほうれん草は食卓にとって身近な食材で、栄養面でも優れているためよく使われます。
最近は共働き夫婦が増えた影響か、冷凍食品を使ったレシピが紹介されているのをよく見かけますよね。
ほうれん草もスーパーで冷凍食品として売りだされているほか、自分自身で茹でたほうれん草のおひたしも、冷凍保存して使いたい時に使う、という人が増えています。
ところで、生野菜のほうれん草を茹でてすぐ食べるのと、冷凍食品のほうれん草では栄養面での違いはあるのでしょうか。
実は、食材を冷凍することによる栄養の損失というのはほとんどありません。
ほとんど、というのは、冷凍することによって食材の内部にある水分が表面に染み出し、栄養がそれとともに流れでてしまうからです。
食材によっては、このときに旨味も逃げてしまうこともあります。
とはいえ、買ってきてすぐ食べられるなら生で冷蔵庫で保存しておくほうが良いですが、あまり時間が立ちすぎると冷凍保存のほうがかえって栄養の損失を抑えることができますから、要は使い所次第、といったところでしょう。
夫婦共働き世帯にとってはすぐれた保存方法だと言えます。
多少の栄養ロスはありますが、冷凍食品を活用して積極的にほうれん草のおひたしを食べていきましょう!
以上「ほうれん草のおひたし 茹で時間と栄養の関係!冷凍食品との違いは?」でお送りしました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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