さんまは漢字で「秋刀魚」と書くだけあって、旬の秋になると生さんまとしてスーパーにたくさん並びます。
それだけ需要があるということで、ご家庭でも秋の食卓にはさんまを使う機会が多いことでしょう。
特に、青魚の中でもクセが比較的なくて、我が家でも子供が食べてくれる貴重な魚の一つです。
そんな生さんまですが、その調理方法は意外とたくさんあります。
今回は代表的なグリルやフライパンを使った焼き方、飾り包丁やアルミシートを使うべきなのか、ということについて書いてみました。
材料
生さんまの焼くときの材料はいたってシンプル。
大根おろし 適量
塩 適量
かぼす(すだち、レモン) 1/8カット
面倒なときは大根おろしもレモンなんかも省略してしまいます。
それでも十分おいしいですからね。
生さんまは頭つき?頭なし?
生さんまをスーパーなどで購入する際、頭つきのものと頭が切り落とされているものがありますよね。
一体どちらを購入したら良いのでしょうか。
頭のついている有頭さんまは、鮮度を判別するうえでメリットがあると言われています。
「魚の目利きは目を見る」なんて言葉、テレビなどで一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
頭を落としてしまっていると、身がぷりぷりしているとか、他の判断方法になりますが、スーパーで生さんまを手で触る・・・というのも抵抗がありますよね。
鮮度にこだわる人は、ぜひ有頭タイプを購入し、必要であれば家で調理することをおすすめします。
一方で、頭を落として調理済みにしておいてくれると、家庭で頭を落とす必要がありません。となると、晩御飯の用意などでも時短になりますし、余計な生ごみも出ない、といったメリットがあります。
さらに、内臓まで取ってくれているので、まな板なんかが汚れることもありません。
つまり、楽なんですよね。
多少鮮度が落ちていたって、お腹を壊すほどではないでしょうし。
「なら、そのまま焼けばいいじゃない」という人もいるかと思いますが、ご家庭で使用するグリルやフライパンの大きさによっては頭を落とさないと入らないものもありますからね。
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生さんまの焼き方
生さんまの焼き方は、とても簡単です。
焼く前の下ごしらえとして、塩を振りかけましょう。
感覚的な問題ではありますが、「ちょっと多いかな」と思うくらいでちょうどいいと思います。
さんまの両面にしっかり振りかけていきます。
振りかけた後は、手全体で塩をさんまの表面に均一にならしていきましょう。
これで下ごしらえは終わりです。
飾り包丁(魚の身に入れる×字の切れ込み)を入れるかどうかはセンス次第ですが、飾り包丁を入れると
・見た目が綺麗
・早く焼ける
というメリットがありますが、うまみが逃げてしまうというデメリットもありますから、賛否両論と言えます。
ちなみに私はいつもいれてません。
グリルの場合
グリルで焼く場合、そのまま生さんまを乗せて焼くだけです。
塩を振ったことで、パリッとした仕上げになりますので、火力を調整できる場合は中火くらいでじっくり焼くのが良いでしょう。
強火にするとすぐ焦げてしまいます。
電気式の場合は、所定の時間タイマーを回すだけです。
これも器具によって違いがあると思いますが、我が家の電気グリルの場合は3匹焼いて12分くらいがちょうどいいです。
フライパンの場合
フライパンで生さんまを焼く場合、「フライパン用ホイルシート」を使うかどうか、という選択があります。
どちらのパターンもありますが、「クックパッド」などで紹介されているレシピとしては、フライパン用ホイルシートを使ったものが多いように思います。
私はあまり使わないのですが、フライパン用ホイルシートを使うメリットは
・後片付けが簡単
・魚が焦げ付かない
といったものがあるようです。
とはいえ、フライパン自体のテフロン加工などが十分生きていれば直接焼いても焦げ付きませんし、フライパン用ホイルシートを使ったとしてもまったく洗わないというのも気になりますからね。
フライパンで生さんまを焼く場合、蓋をするという選択肢がありますが、その分蒸気がこもってパリッとした仕上がりにならないことがあります。
時短のため蓋をしたい人は、最初の片面だけにして、裏面を焼く場合は蓋をしないほうが良いでしょう。
お好み焼きなんかと同じですね。
いかがでしたでしょうか。
さんまといえば秋ですが、実はスーパーなどでは一年を通して供給され続けている魚の一つなので、是非おいしい焼き方を覚えておきましょうね。
以上「生さんまのグリルやフライパンを使った焼き方!飾り包丁やアルミシートは使うべき?」でお伝えしました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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