夏といえば夏バテ。
夏バテといえばうなぎ。
うなぎといえば、土用の丑の日。
ということで、今回は土用の丑の日について、2016年がいつなのかを調べてみました。
また、土用の丑の日といえば夏というイメージがありますが、実は春夏秋冬にそれぞれあったんです。
このイメージが作り出された起源の秘密は、江戸時代の蘭学者「平賀源内」にあったのです。
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目次
土用の丑の日 2016年 春夏秋冬はいつ?土用入りと土用明け
土用の丑の日といえば、一般的には夏をイメージしますが、実は春夏秋冬それぞれに土用の丑の日は存在します。
2016年の土用入り、土用明け、土用の丑の日は以下の表のとおりです。
季節 | 土用入り | 土用の丑の日 | 土用明け |
冬 | 1月18日(月) | 1月20日(水)、2月1日(月) | 2月3日(水) |
春 | 4月16日(土) | 4月25日(月) | 5月4日(水) |
夏 | 7月19日(火) | 7月30日(土) | 8月6日(土) |
秋 | 10月20日(木) | 10月22日(土)、11月3日(木) | 11月6日(日) |
春夏秋冬といっても、一番先にくるのは冬なのですね。
2016年は夏の土用の丑の日が1回しかなく、鰻丼や鰻重を販売する店舗としてはやや残念な年なのかもしれませんね。
後述しますが、元々土用の丑の日にウナギを食べるのは販売戦略だったわけですしね。
でも家庭的にはその方が助かるかもしれません。ウナギは高いですからねー。
2015年は2日あったのですが、2日目に当たる「二の丑」の日はウドンにさせて頂きました。
土用の丑の日 2017年 春夏秋冬はいつ?土用入りと土用明け
ちなみに、2017年は以下のようになります。
季節 | 土用入り | 土用の丑の日 | 土用明け |
冬 | 1月17日(火) | 1月26日(木) | 2月3日(金) |
春 | 4月17日(月) | 4月20日(木)、5月2日(月) | 5月4日(木) |
夏 | 7月19日(水) | 7月25日(火)、8月6日(日) | 8月6日(日) |
秋 | 10月20日(金) | 10月29日(日) | 11月6日(月) |
2017年は夏の土用の丑の日が2日あるため、ウナギを食べるチャンスが2回ありますね。
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土用の丑の日=夏の土用の丑の日を指すのは平賀源内が起源?
このように、土用は春夏秋冬に存在し、土用の丑の日もそれぞれの土曜の期間にありますから、それぞれの季節に1回以上はあるわけです。
なのに、一般的には土用の丑の日といえば夏の土用の丑の日を指して言われることが多いですよね。
これは一体何故なのでしょうか。
よく、夏バテ防止によく土用の丑の日にウナギを食べるという風習がありますよね。
ですが、天然物のウナギの旬は、寒くなって脂を蓄える10月から12月頃。
夏のウナギは全然旬じゃないんです。
このため、江戸時代に知人のウナギ屋がウナギの売れ行きが悪いと困っていたところ、江戸時代の幕末の蘭学者「平賀源内」が販売戦略として「本日、土用の丑の日」と貼り紙ををしたところ、これが大当たり。
元々、土用の『う』しの日は『う』の付く食べ物を食べると良いと言われており、ウリ、ウメ、ウドンなどを食べる地方もありますが、これをウナギに応用したというわけですね。
また、ウナギはビタミンが豊富なため夏バテ防止に最適で、最初は単なるこじつけのような販売戦略だったかもしれませんが、現代においても科学的に理にかなった料理であることから、土用の丑の日=夏の土用の丑の日=ウナギを食べる日というイメージが定着しているのです。
以上「土用の丑の日 2016年の春夏秋冬はいつ?夏を指すのは平賀源内が起源だった!」でお送りしました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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