お盆は昔から日本に根付く大切な行事。
色々な風習などがだんだんと曖昧になっていく中でも、若い人にもきちんと受け継がれている行事の一つではないでしょうか。
特に、四十九日や初盆などは、これにまつわる色々なしきたりを勉強して臨んでいるようです。
今回はそんな「初盆」という行事について、香典の相場となる金額をまとめてみました。
親族として、会社の同僚として、あるいは友人や知人として初盆のときの香典料はいくらぐらいが適切なのでしょうか。

なお、この記事では、自分にとって故人がどのような相手か、という視点で書いています。
つまり、親の相場ということであれば、自分の親が亡くなった場合の初盆の相場、という意味で書いてありますので、ご注意ください。

【スポンサーリンク】

初盆（新盆）の香典の相場　親族の場合

初盆は、新盆ともいい、故人が亡くなって四十九日以降迎える、初めてのお盆のことです。
お盆は元々先祖の霊を祀る行事。
初盆（新盆）は最も大事なお盆ということで、特に念入りに供養されます。
そんな大事な初盆（新盆）ですが、香典の相場はいったいいくらなのでしょうか。
まずは親族の場合を見ていきましょう。

親

まずは自分、あるいは配偶者の両親の初盆の場合ですが、一般的には一人あたり一万円程度をくるむことが多いようです。
夫婦なら二万円ということですね。
ただし、五千円程度でも問題ない地方もあるようです。その場合は、他にお供え物を持って行くといいでしょう。
自分自身に兄弟がいる場合は、兄弟で相談するといいかもしれません。

兄弟

兄弟の場合は、両親の場合と同額で良いでしょう。
すなわち、一人あたり一万円程度です。
親が存命の場合は、親よりも少なめに調整するといいと思います。

祖父母

祖父母の場合は、親と同額か半額程度、つまり、一万円か五千円程度が良いでしょう。
祖父母が亡くなるケースだと、自分自身もまだ若い時期であることが多いですからね。

叔父・叔母

叔父・叔母の場合も少し少なめのほうが良いでしょう。
親族の中では、親や子供、兄弟よりも若干低くなるように設定したいところです。

子供

あまりないケースだと思いますが、自分の子供が亡くなって、その配偶者が喪主を務める場合の香典の相場ですね。
これは、親と同額程度が良いでしょう。
一人一万円程度ですね。

孫

さらにないケースですが、孫が亡くなった場合に、自分の子供である夫婦が喪主になると思いますが、その時の香典の相場ですね。
これも一人あたり一万円程度と、親と同額が良いでしょう。

【スポンサーリンク】

会社の同僚の場合

会社の同僚の初盆に香典を出す、となると、かなり親しい上司か何かだったと思いますが、そもそも香典を出さない人が多いと思います。
香典を持っていくよりは、お供え物を持って行ったほうがいいと思いますが、どうしても香典を渡したい、という人は、親族よりも少ない額のほうが良いでしょう。
知人のほうが親族よりも多いというのも、ちょっと違和感がありますからね。
3000円〜5000円程度が良いと思います。
ただし、4000円はダメですよ。「４」「９」という数字はふさわしくありません。

友人・知人の場合

友人・知人の場合も、上述の会社の同僚の場合と同様で良いと思いますが、親友と呼べる人物の初盆であれば、3000円〜5000円にお供え物を併用してつけるといいと思います。
親族の香典を上回るのも調子が悪いですが、それでも最大限のお悔やみの気持ちを表したいときもありますよね。
私も大学時代の親友が若くして亡くなったのですが、この方法を取りました。
その友人は福岡県が実家だったので、直接はいけませんでしたけれども。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
上述した内容はあくまでも目安ですので、ご自分のお住まいの地域や家柄に応じて変更してみてください。
ちょっとわかりづらくなったので、以下のように表にまとめました。

以上「初盆（新盆）の香典の相場となる金額　親族と会社や知人ではどう違う？」でお送りしました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

【スポンサーリンク】