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夏休みの読書感想文の例文 小学生や中学生ではどう書けばいい?

読書感想文

子供達にとっては楽しい楽しい夏休み。
ついつい遊びすぎて、「もう夏休みも終わりか~」と思ったところで、宿題をやっていないことに気づくことってよくありますよね。
親としてはそうならないよう再三注意してきたのに、結局最後に一緒に取り組むことになっちゃいます。。
そんな夏休みの読書感想文、いったいどう書けばいいんでしょうか。
小学生や中学生、高校生など、段階に応じた例文を集めてみました。

 

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夏休みの読書感想文の例文 小学生編

コンクールクラスの読書感想文の例文はこちらにあります。
どの作品もはっきり言って、レベルが高いですね。。
「これを小学生が書いたのか・・・」と、脱帽しました。

「小学生」という点にスポットを当てた場合、これらの例文から真似をする・・・というのも、ちょっとレベルが高すぎるような気がします。

低学年編

もしも読書感想文を書こうとする子供が小学生の、それも低学年の子なら、それほど高いレベルは求められません。
読書コンクールなどでよく見る応募要領などを見ても、たいていが求められる字数は800字以内。
それも、その学年にあった漢字しか使わないのですから、必然的に字数は増え、内容は薄くなります。
この傾向は低学年であればあるほど顕著になります。
なぜなら、使える漢字が少ないですからね。。

書き出し

まずはこんな書き出しで50字以上にはなります。

ぼくは「(本の名前)」というほんをよみました。
ぼくがこのほんをよむことにしたきっかけは「  」だからです。

本論ともいえる部分は、

いちばんつよく心にのこったのは「  」のシーンです。
ぼくはこのシーンをよんで「  」と思いました。
なぜなら、ぼくは「  」だからです。
ぼくが(登場人物)なら「  」したいと思います。

これで100字程度。

結論は、

ぼくは「(本の名前)」をよんで、「   」だとおもいました。
そして、これからは「  」したいです。

これで50字、全部で200字です。
これはワークシートというかテンプレート化したようなものですから、これに個々の作品の内容や、本論の部分のシーンを増やせば増やすほど字数は増えていきます。
単純に考えれば、テンプレ通りにシーンを7個羅列すれば800字になるはずです。
相当味気ないというか機械的な感じがしますが、小学生低学年の場合にはそれでも特に大きな問題はないでしょう。

ただ、例文から読むと、自分の感情にからむエピソードを少し膨らませているのがわかります。
これだけで簡単に800字になってしまうので、それほど不自然な文章にはならないでしょう。

高学年編

高学年になってくると、使えるようになる漢字が増えるうえ、求められる字数は1200字程度にアップするようです。
必然的に内容は低学年より濃いものとなっていくはず。

ただし、ベースとなる考え方は小学生低学年どころか、大人になっても変わりません。
読書感想文であろうが、学会に提出する論文であろうが、文章というのは①序論(書き出し)、②本論、③結論という構成で作る人がほとんどです。
低学年の例文ではこれが極端すぎて味気なく見えますが、大人が書くようなものでもテクニックがたくさん入って読者を飽きさせないだけで、大まかに見ると内容は同じです。
当然、このブログも、ほとんどの記事をこの構成で書いています。

例文を読むと、高学年では「自分がこの人物だったら・・・」と、内容をより掘り下げて書く人が多いと思います。

 

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夏休みの読書感想文の例文 中学生編

中学生ともなると、使えるようになる漢字は格段に増え、求められる字数も2000字以内となってきます。

また、字数を埋めるためだけに書く人と、文学的に意欲的に書く子の差が著しくなってきます。
このため、サボって書いている子が目立ちやすくなるんですよね。。
小学生にうちはサボっているというよりは、まだ能力が開花していなくて上手に書けないんだな、という暖かい目で見てもらえますが、中学生はそうもいきません。

中学生らしい読書感想文っていったいどんな感想文でしょうか。
私はもう大人の人間なのでそうは書けないと思いますが、「大人と子供の間で色々な葛藤を抱える年代」というのが中学生なんだと思うんですよね。

人間は、子供の頃は自分の思いややりたいことを優先し、大人になると社会性などを重視して上手く自分をコントロールすることができるようになっていきます。でも、悪い言い方では、小利口になっていくとも言えるんですよね。

中学生や高校生は、身体的には成長期で、体も心もまだまだ子供・・・なのですが、社会はだんだん大人としての振る舞いを求めてきます。
こうしたギャップに気持ちがついていかず、「何でだよ、納得いかねえ!」って苦しんでいる中学生って多いんじゃないかなと思うんです。

少し話が横にずれましたが、そういう子だからこそ書ける読書感想文があるんじゃないでしょうか。
大人でもない、子供でもないピュアな存在だから書ける、そんな感想を思いのまま書けばいいと思います。

ちなみに、読書感想文コンクールの例文はこちらです。

ポイントは登場人物の心情を自分なりに読むこと

さて、これだと中学生編は「精神的なことだけを言って、何を書けばいいかわからないよ!」と怒られそうなので、テクニックをひとつ。

中学生の読書感想文はどう書けば良いか難しく感じるかもしれませんが、能力自体はすでに開花しているはずです。
その能力とは、各シーンでの登場人物の心情を察知すること。

上述した例文を見てみてください。
書き方などの細かいテクニックはさておき、書いてある内容は「登場人物たちはなぜこのような行動をとったのか」とか、それらの行動を裏付ける歴史的背景を自分で調べて書いているんです。
これは、ネットでも簡単に自分で調べることができるはずです。

誰もが知る「走れメロス」で言うなら、メロスはなぜ人質となったセリヌンティウスの元に戻ったのか、ということを掘り下げることです。

「ひどいかもしれませんが、私だったら戻らないでしょう。だって戻ったら自分は処刑されるとわかっているのです。でも、人質となったのが自分の母だったら戻るかもしれません。とすれば、メロスにとってのセリヌンティウスとは、肉親に近い存在・・・」

など、ストーリーを自分なりに掘り下げていくのです。
これが中学生の能力なんじゃないでしょうか。

あとは字数を満たすまで、シーンを増やせば、あっという間に2000字程度にはなるはず。
ただ、あまりにもストレートに書きすぎると人間性に疑問を持たれる場合がありますから、注意してくださいね。。

まとめ

小学生低学年、高学年、中学生と段階に応じて求められる能力が違いますが、構成は変わりません。
テーマとする作品をどこまで掘り下げるか、の違いです。
例文を見ながら、書き方を学んでみてくださいね。

以上「夏休みの読書感想文の例文 小学生や中学生ではどう書けばいい?」でお送りしました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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