地震大国の日本でたびたび起こる大地震。
一家の中心として父親である皆さんの力を頼りにされるときだと思います。
こんなときは冷静さを失いがちですが、パパがしっかりと家族を先導していくことで不安を取り除いてあげられます。
今回は、そんな地震のときの避難の仕方と考え方の順序についてまとめてみました
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目次
地震のときの避難の仕方
地震が起きたとき、家族から頼りにされる父親の皆さん。
「地震が起きた!とりあえず避難場所へ急げ!」というのも間違っているとは言い切れませんが、実は地震の避難の仕方には考え方の順序があります。
一つ一つ考えていきましょう。
ただし、地震はケースバイケースなので、基本的な場合ということでご了解ください。
①揺れがおさまるまでは避難を開始しない
地震は通常30秒以上は続きます。
まだ地震動が続いているうちに避難すると、頭の上から物やガラスなどが落ちてくる場合がありますから、まずはうかつ動かないことが大事です。
ただし、地震によって避難口が開かなくなることがありますので、余裕があれば避難経路のドアを開けた方がよい場合があります。
②避難するかどうかの判断
地震がおさまったら、避難するかどうかを判断しましょう。
すぐにでも避難を開始すべきかどうかの判断基準として、以下のようなものがあります。
・火災やガス漏れが発生した場合
・近隣の建物で火災が発生し、自分の家に延焼する可能性がある場合
・自治体から避難勧告や避難指示が発令された場合
③持ち物を用意して持ち出す
避難所に避難すると決めたなら、持ち物をきちんと用意して避難しましょう。
自分の家に必ずしも帰ってこれるとは限りません。
かといって、何でもかんでも持ってはいけませんので、日常からしっかり持ち物を決めておいて、迷うことなくこれらを持って行くようにしましょう。
持ち物については別記事にまとめようと思います。
また、避難所においてペットの同行はもめ事の原因となりますが、ペットも大切な家族の一員。
環境省でも「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を定めており、現在はペットの同行避難が主流となっています。
とはいえ、国がこういったものを定めても同じ避難所生活をする人が受け入れてくれるかどうかは別ですので、それなりの覚悟をもって同行避難するといいでしょう。
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④津波の可能性があれば3階以上のRC造の建物に
海の近くにお住まいの方は、この地震によって津波の心配があるかどうかを考えましょう。
地震から津波までは若干の時間がありますので、津波の可能性があると判断した場合は、鉄筋コンクリート造の3階以上の階に避難してください。
木造の建物や鉄骨造の倉庫などは、建物ごと流される場合があります。
また、海から近い川の氾濫の可能性もあります。
⑤避難途中では頭上への落下物に注意
自分の家から避難する、と決めて避難を開始したときは、頭上への落下物に気をつけてください。
地震には前震・本震・余震とあり、大きな地震の場合は複数回の地震があることが多いです。
避難途中に地震が再びあると、一回の地震では壊れなかった窓ガラスや看板が頭上へと落ちてくる可能性があります。
⑥ご近所さんにも気を配る
地震のときは、警察や消防、自衛隊の方の懸命な救助活動が始まりますが、地震の規模が大きくなればなるほど、その手が行き届きません。
こういった大規模災害時には、住民同士による互助・共助が大事になってきますから、できる限り近隣住民の方にも声かけをしましょう。
⑦避難所でも互助共助
避難所に着いたら終り、というわけではありません。
むしろ、始まりと言えるでしょう。
避難所生活は長期間になるとかなりのストレスとなり、ペット問題など避難者同士のトラブルも少なくありません。
イクメンの皆さんは一家の大黒柱として、避難所においても社会性を持って家族をリードしていきましょう。
まとめ
以上「地震のときの避難の仕方とその考え方の順序まとめ」でお送りしました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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