パパ力向上

PTA役員にまつわるトラブルと解決方法!どんなメリットがあるの?

ptaPTA役員は「できればやりたくない」もの。
多くの場合、そこにはトラブルがつきまといますが、中にはたくさんのメリットがあったと感じている人も多いようです。
今回は、そんなトラブルと対策や解決方法、PTA役員を務めることのメリットについてまとめてみました。

 

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PTA役員にまつわるトラブルと解決方法

PTA役員は「できればやりたくない」と考えている人が多いですが、やってみると更に厄介なトラブルに会うこともあります。
予めよくあるトラブルについて学び、心構えをして対策していきましょう。

フルタイムで働く人と専業主婦(主夫)の間の溝

フルタイムで働く人は、どうしても心の中で専業主夫(主夫)さんを暇だと思ってしまいます。
「私は仕事している。あなたは暇なんだから、PTA役員の仕事を私よりもできるでしょ?」という気持ちが、言葉に直接出さなくてもどうしてもにじみ出てしまうようです。
「働いているので」というのは、PTA役員やその仕事ができない理由としてどうしても言いたくなってしまいますよね。

一方で専業主婦(主夫)の方からすると、「あなたが働いてお金を稼いでいる間、私はあなたの分までPTA役員でただ働きしなきゃいけないの?」と反発します。
確かに時間は誰にでも平等で、働いてお金を稼ぐのも、家事や介護で家族を守るのも、どのように時間を使うのは個人の自由。
「働いている」というのは、自分がその選択をした結果に過ぎませんから、「それを理由に人に仕事を押しつけないでよ!」というのも分かりますよね。
また、働いている=PTAの仕事できない、という理屈で来るので、「働いていることを口実に単にサボろうとしているだけじゃ?」と疑ってしまうのも無理はありません。

解決方法

このことは、PTA役員の中では永遠のテーマといっても過言ではなく、働く人と専業主婦の間の溝はどうしてもできてしまいます。
「働くことを理由にしない」と言えればいいのですが、仕事で物理的に時間がない人もいますから、一概に割り切れる問題ではありません。

まずは「専業主婦は暇」とか、「働いていることを理由にサボろうとしている」という偏見の目をお互いに捨てて、自分と相手の置かれている状況をきちんと整理して話し合うべきです。

また、PTA役員の多くは種類ごとに2人以上の複数が選出されますが、働いている人と専業主婦を同じ役員にしないのも一つの手だと思います。
働いている人は平日の夜か土日しかPTA役員の仕事はできませんが、専業主婦は平日の日中のほうがPTAの仕事がしやすいためです。
この2人を同じ役員に選出してしまうと、どうしても同時に仕事ができず、結果として専業主婦さんに押しつけるか、それに反発してトラブルに発展するか、いずれかになってしまいがちです。

派閥争いや個人的な人間関係

PTAの中では、様々な人間関係で揉めることがあります。
「あの人が嫌い」とか、そういった感じですね。
男性側の私の勝手なイメージかもしれませんが、PTAは女性の割合の方が圧倒的に高いため、女性特有のグループというのが生まれることが多いです。
このためか、「そのグループが嫌いな人」というのが生まれてしまい、ひどいケースでは「無視しよう」というような形で、うつ病にまでなって追い込まれる人もいます。

また、PTAという組織は学校側に対して発言力を持ち、会長ともなるとかなりの権力を持っています。
そして、PTA会長の多くは推薦制が採用されることが多いです。
このため、「会長になりたい」という思いを持つ人による派閥が生まれ、ライバルとなる人を蹴落とすという事態が発生します。

あるいは、その派閥に就く人がトップに「あの人嫌い」と訴えて、組織的なイジメになる場合もあるようです。
子供のイジメ問題でも神経をとがらせているのに、親同士でイジメなんて・・・と驚きますよね。

PTA役員じゃない人からのクレーム

せっかくPTA役員になったのだから、自分に出来ることを精一杯やろう!と意気込む人は結構います。
ここでイラッとするのが、PTA役員でない人からのクレーム。
思わず「じゃあ自分で役員やれば!?」と言いたくなりますよね。

しかし、役員でないヒラ会員だから意見も言えない、というのもまた健全とは思えません。
ヒラ会員の人は確かに役員の方に比べれば仕事量は少ないですが、会員である以上、組織運営に口を出す権利はあるはずです。

とはいえ、何も手伝いもせず文句ばかり言うのも困りもの。
PTA役員とヒラ会員は、お互いを尊重しつつ、建設的な話し合いに努めましょう。
役員の方も、意見に耳は傾けつつ、最終的にどのように活動するかは自分の判断であるという意識を持つことが大事です。

 

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やってよかった!PTA役員のメリットとは

PTA役員は、しっかりと頑張ればたくさんのメリットがあります。
トラブルの方が多いと「PTA役員になんてならなければよかった・・・。」と後悔してしまいますが、中には「PTA役員をやって本当に良かった!」という声もあります。
PTA役員には一体どんなメリットがあるのでしょうか。

他の親と仲良くなれる

前述のようなトラブルも多いPTA役員ですが、多くの人は仲良く前向きに活動しています。
今は子供のイジメ問題も心配ですが、親同士がしっかり横でつながっているところを子供の前で見せることで、その子供同士も親近感が湧くことが多いのです。
子供同士のトラブルになったときにも、予めいい関係が築けていれば円満に解決できる場合もあります。

中には、PTA役員の繋がりから一生のママ友になった、なんて人も。
小学校の役員はお互いにご近所さんですから、意気投合できればいつまでも仲良くお付き合いしていきたいですよね。

先生と仲良くなれる

これも大事な点で、三者面談などの改まった場でのみしか先生とコミュニケーションが取れないと、意外と本音を教えてくれないもの。
しかしPTA活動は、基本的に親と教師が協力して作っていくものですから、共同作業を通して普段より先生と仲良くなることができます。
そうすることで、通知票には書けない「実は・・・」という話を聞くこともでき、普段知ることのない子供の姿を聞かせてくれることもあります。

平日の子供の学校生活を見ることができる

専業主婦(主夫)か、働いている人は休暇を取得することが前提となりますが、平日の日中に学校でPTA活動をすることで、普段に何気ない子供の様子を見ることができます。
場合によっては頻繁に顔を出すことで「あ、○○ちゃんのお母さん(お父さん)だ!」と、他の子供たちにも印象づけることができます。
親の目が行き届いている、というのは、意外と子供同士の社会においては大事なことです。
もちろん、だらしのない服装や格好で行くと、それをネタに子供がからかわれたりしますから、恥ずかしくない格好でいきましょうね。

子供たちと一緒になって真剣に行事に参加できる

全ての行事ではないですが、PTAがささる行事は結構あります。
もしPTA活動をしない場合は、ただのビデオ係となってしまっている親御さんは多いのではないでしょうか。
しかし、本当に大事なことは記録だけでなく思い出だとするならば、PTA役員として親が参加し、子供たちと一緒になって一つの行事を盛り上げることができた、という事実は、家族にとって忘れられない思い出になるはずです。

いかがでしたでしょうか。
PTA役員にはトラブルもメリットもありますが、予め対策を練って解決方法を模索し、真剣に取り組んでいくことで、親にとっても忘れられない一生の宝物となることもあります。
最初は「PTA役員は嫌だ」という気持ちはあるでしょうが、もし務める場合にはできるだけ前向きに取り組んでいきたいですね。

以上「PTA役員にまつわるトラブルと解決方法!どんなメリットがあるの?」でお送りしました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

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