10月が終わると11月になり、秋は深まるばかり。
いよいよ冬の到来に向けて準備をし始める時期でもありますね。
色々な行事やイベント、記念日がありますので、見逃さないようにチェックしておきましょう。
味覚の秋だけに行事食も多数ありますので、保育園や小学校だけに任せず、ご家庭でも作ってみてはいかがでしょうか。
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目次
11月の行事食
11月はまだまだ秋の味覚が出回る月でもありますので、食欲をそそる食材がいっぱいありますよね。
そんな中で、行事食として昔からよく食べられているものをまとめてみました。
赤飯
七五三のときにお祝いとしてよく食べられています。
昔の子供は甘い赤飯を喜んで食べていたため、子供も七五三のイベントを楽しみにしていることが多かったのですが、最近ではスイーツが世にあふれていて、逆に赤飯の味が苦手・・・っていう子供も増えているそうです。
親としてはこういった行事の機会にちゃんと食べさせてあげて、伝統料理を覚えさせていきたいですね。
七五三の他にも、地域によって11月1日は神様が帰って来る日だから、お赤飯でお出迎えする、という風習もあるようです。
亥の子餅
旧暦10月を亥の月といいますが、亥の月の暦の上で最初の亥の日を「亥の子」といいます。
そして、亥の子の亥の刻(午後10時頃)に食べるのが「亥の子餅」。
猪とは関係ありませんが、「亥」の字が着くことから猪の焼きを入れたりします。
これを食べると、無病息災のご利益があるのだとか。
ちなみに、2016年の亥の子がいつなのか調べてみると、11月1日でした。
ぎりぎり11月の行事というわけですね。
けんちん汁
11月15日は「油祝い」または「油しめ」と言われていました。
収穫の時期である11月に、冬に備えて植物から油を獲るわけですね。
そうして収穫して油で野菜を炒めて作る汁物「けんちん汁」で体を温めるのです。
この他にも、天ぷらや油揚げを食べて、寒さに強い体作りをしたりもしてきたそうです。
ポッキー・プリッツ
11月11日はポッキー&プリッツの日。
これを行事食と言っていいのかわかりませんが、意外とCMやなんかで話題になりやすいので、当日は用意しておくと気が利くかも知れません。
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11月の行事・イベント
11月は他の月と比べると、派手なイベントが少ないかもしれません。
七五三
子供のいる家庭にとっては11月最大のイベントでしょう。
男の子は3歳と5歳の時に、女の子は3歳と7歳の時に、子供の成長を祝って神社にお参りします。
七五三は昔からある大切な行事で、「3歳」といっても満年齢ではなく数え年がメインでした。
このため、実はうちもそうなのですが、満年齢でいえば2歳の時に七五三をやる人もたくさんいます。
ただ、最近では数え年自体が使われなくなってきたことと、満3歳のほうが写真撮影などの面でスムーズなため、満年齢の人が増えてきているのだとか。
一般的な感覚としては、満年齢でも数え年でもどっちでもいいようです。
さっぽろホワイトイルミネーション
11月から始まるさっぽろホワイトイルミネーション。
クリスマスを彷彿させるようなイルミネーションですが、早ければ11月中に街が雪景色となる札幌では、11月中にホワイトイルミネーションとして大通近辺がイルミネーションに包まれます。
酉の市
主に東京近辺の神社で行われる酉の市。
11月の酉の日に行われる祭りで、縁起物の「縁起熊手」を売る露天で賑わいます。
商談成立時には「繁盛!」と威勢の良い声で手締めが行われ、他にはない賑わいのあるお祭りです。
ツール・ド・おきなわ
国際ロードレース、市民レース、サイクリングの3種目が行われ、本格的なロードレースからサイクリングまで、幅広い参加者で賑わう自転車ロードレース大会です。
市民レースは
「ホビーレーサーの甲子園」ともいわれ、毎年熱い戦いが繰り広げられています。
11月に沖縄で自転車レース・・・とても気持ちよさそうで、一度は参加してみたいですね。
ボジョレーヌーボー解禁
毎年、活発な商戦が行われるボジョレー・ヌーボー解禁日。
正直、私は最初は意味がよくわかりませんでした。
別に販売者の好きなタイミングで出荷・販売すればいいだろうと。
フランスの「ボジョレー」という土地で作られる新酒(=ヌーボー)を言いますが、販売時期を政府が法律によって決めているので「ボジョレー・ヌーボー解禁日」と言うのですね。
さすがワインの国。
この解禁日は11月の第3木曜日と決められており、2016年は11月17日(木)となっています。
しし座流星群
11月に見られる有名な流星群で、1時間に1000個以上の流星も見られるときもある、活発な流星群です。
1時間に1000個といったら、4秒に1個は流星が見られるくらいの流星群。
まさに星降るといったところですが、残念ながら2016年のしし座流星群はそこまでの規模にはならない見込みのようですね。
観測できる時期としては2016年11月10日~11月23日。
極大を迎えるのは11月17日(木)ですので、天気が良ければボジョレー・ヌーボーを飲みながらしし座流星群を眺める・・・なんて楽しみ方もできるかもしれません。
新嘗祭
新嘗祭(にいなめさい)は、11月23日の勤労感謝の日に行われる収穫祭。
というより、新嘗祭の日を勤労感謝の日に制定した、といったほうが正しいでしょう。
天皇自らによって行われる大切な宮中行事でもあります。
冬囲い
本格的な冬が始まる前の風物詩である冬囲い。
冬の間の雪の重みで枝などが折れないように、ロープと棒などで囲います。
かなり寒くなってからやるよりは、まだ多少暖かいうちにやったほうが、枝の弾力性が残っていてやりやすいです。
本当に雪が降る直前にやって、固くなった枝が折れてしまった経験があります。。
11月の記念日
ここからは11月の記念日です。
マイナーな記念日は複数ありますが、ここでは祝日となる日と季節の節目についてご紹介します。
文化の日
「自由と平和を愛し、文化をすすめる」という日である文化の日。
もともとは明治天皇の誕生日に由来する祝日でもあり、日本国憲法が公布された日でもありますが、歴史上のあれこれで「文化の日」という名目で祝日になったようです。
統計的に天気が晴れであることが多いそうですので、家族でおでかけを予定してみてはいかがでしょうか。
勤労感謝の日
上述の新嘗祭の流れから祝日となった勤労感謝の日。
最近ではハッピーマンデー制度が採用されて月曜日に設定されることが多い祝日ですが、勤労感謝の日は11月23日で固定されています。
2016年は木曜日ですので3連休にはなりませんが、逆に金曜日に休暇を取れば4連休にもなりますね。
「勤労や生産に国民が互いに感謝し合う日」ということで、家族でお互いに「いつもお疲れ様」といってあげるといいのかな、と思います。
ポッキー&プリッツの日
11月11日はポッキー&プリッツの日。
ポッキーやプリッツの形が数字の「1」に似ているから。
ついでに言うと、初めて制定されたのは平成11年11月11日だったんですよねー。
ダジャレのような記念日ですが、非常に有名なお菓子だけにCMや広告などによって認知度は意外と高いです。
イクメンの皆さんは、仕事帰りにポッキーとプリッツを子供に買って帰ると喜ばれるかもしれませんよ。
119番の日
消防への通報番号が「119」番であることから、語呂合わせで制定された「119番の日」。
ちゃんと総務省消防庁が正式に制定した記念日なんです。
この日は秋の火災予防運動などが実施されるなど、広く防火意識の啓発されます。
1月19日でもいいような気もしますが、こちらは全国消防機器販売業協会が制定した「家庭消火器点検の日」となっています。
いかがでしたでしょうか。
11月は目立つようなイベントは少なめですが、「食欲の秋」や「芸術の秋」を感じさせるようなイベントが多いですよね。
ぜひ家族で最高の11月を過ごしてください。
以上「11月の行事食やイベント、記念日といえば?全部覚えて子供と楽しもう!」でお送りしました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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