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卒園式のパパの服装 礼服や喪服でも大丈夫?ネクタイの色は?

喪服卒園式が近づくと、パパ達は何を着たらいいんだろうと悩む人もいます。
この年の頃になると、社会人になってしばらくたつため、結婚式用の礼服や、葬儀用の喪服を一着くらいは持っているもの。
これらの服装は、卒園式のパパの服装としてふさわしいのでしょうか。
また、スーツの人が多いと思いますが、ネクタイの色はどのような色が多いのでしょうか。

 

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卒園式のパパの服装 礼服でも大丈夫?

このサイトでは何度かお話ししていることですが、式典などの服装においては、場にふさわしい基準という意味で「ドレスコード」ということが設定されていることが多いです。
逆に設定されていないのであれば、「常識の範疇で」という意味が込められているとも言えます。
よく「服装の指定がないのであれば好きにすればいい」という意見の人もいますが、ドレスコードの指定がないからといって自分の好きな格好で行っては、高い確率で浮いてしまうでしょう。

卒園式にパパが出席する服装に迷う人は多いようです。
そんな中、礼服は社会人であればすでに一枚は持っている、という人は多いと思いますが、「卒園式にふさわしい格好」といえるでしょうか。

そもそも、礼服とはどのような意味なのでしょうか。

礼服と似た言葉に、「礼装」というものがあります。
ドレスコードは、主に礼装という言葉で表され、
礼装→準礼装→略礼装→平服
というグレードに分かれます。

実は、礼装とは「礼服を装着した状態」を指す言葉なのです。
つまり、広義の意味では「礼服」といっても礼装にふさわしい礼服もあれば、略礼装といえる礼服もあることになります。
(「礼服」=フォーマルととらえる場面もあります。)

皆さん、「自分はは礼服を持っているがグレードは分からない」という人は多いと思います。
というのも、社会人になりたての頃に「礼服は一着くらい持っておけ」と親や先輩に言われて購入する人は多いともいますが、その頃はまだドレスコードなどもわからず購入している人が多いからです。
一般的に市場において「礼服」として販売されているものは、「ブラックスーツ」に分類されます。

ブラックスーツは準礼装または略礼装として認められるスーツで、卒園式にはふさわしい格好といえるでしょう。

一方で、ダークスーツというものがあります。
濃紺やダークグレーのスーツのことをいいますが、これは「略礼装に含まれる」という人もいれば、「日本における略礼装はブラックスーツで、ダークスーツは平服だ」という意見の人もいます。
このブログではこれらの意見の一方を支持することはありませんが、結婚式などの場ではダークスーツ姿の若い人をよく見ると思います。
彼らは当然のことながら、略礼装というつもりで着こなしていますし、これについて「不適切だ!」といって会場を追い出されているような姿を見ることはありません。
つまり、ある程度華やかな場では略礼装として広く認められている、というのが現状だと思います。

では、卒園式の場合はどうでしょうか。
卒園式とは本来お堅い式典の延長であることを考えると、ブラックスーツのほうが無難であるといえますが、私が知る限り堅苦しくないお祝いムードの場であって、ダークスーツが不適切だとは思いません。
実際に、ネット上で画像検索してみると、ダークスーツのパパの姿を見ることができますし、むしろブラックスーツよりも多いかもしれません。

自分が持っている礼服(だと思っているもの)が「ブラックスーツ」なのか「ダークスーツ」なのかを判断した上で、どちらであっても卒園式には適していると私は思います。

ただし、明るいグレーはやめたほうがいいと思います。
若いパパだけならいいかもしれませんが、卒園式にはご年配のおじいちゃん、おばあちゃんも来ますし、たとえ何も言われなくても「そういった常識はない人なのだな」と思われかねません。

 

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卒園式のパパの服装 喪服でも大丈夫?

礼服と似たようなものに喪服があります。
喪服も一着は持っている、という人は多いと思います。
卒園式のパパの服装として、喪服は大丈夫なのでしょうか?

そもとも、礼服と喪服の違い、皆さんは知っていますか?
喪服とは「葬儀や法事などに参加するときに着用する礼服」と言われます。
つまり、喪服とは礼服の中に包含される存在なのです。

とはいえ、和服ではさすがに仰々しいので、ここでは洋服の話に絞ってすることにします。

喪服においても礼服のグレードは存在し、
正喪服→準喪服→略喪服
と表現されることがあります。

スーツに限って言えば、
略喪服=ダークスーツ
準喪服=ブラックスーツ
という位置づけであるため、実は礼服における考え方と変わらないとも言えます。

「じゃあ、礼服と喪服って同じで兼用できるんだし別々に持つ必要ないでしょ」という人もいると思いますが、市場で言う礼服と喪服には違いもあります。

「喪服」として売られているものは、日中の光の中にさらされても黒く見えるように作られています。
日本では喪に服するには「黒」という常識があるからです。

ところが、単に「礼服用のブラックスーツ」として売られているものには、場所によってはグレーに見えるものもあります。
また、華やかな場にふさわしい準礼装として作られたブラックスーツには、光沢を持つものもあります。
これらは当然ながら喪服としてはふさわしくないため、喪服との兼用はできません。

卒園式自体はある程度めでたい華やかな場でもありますから、結局のところ礼服でも喪服でも問題ないとも言えます。
ただ、この機会に自分が持っている礼服と喪服を見比べてみるといいのではないでしょうか?

ネクタイの色は何色がいい?

卒園式にパパが着る服装としてはスーツが多いと思いますが、そうなると気になるのがネクタイの色です。
卒園式にふさわしいネクタイの色とは、どんな色なのでしょうか。

一般的に、ネクタイの色については白かシルバー(シルバーグレー)が無難です。
というのも、準礼装におけるネクタイの色は「淡泊な色で無地か縞模様」が標準とされているからです。

逆に黒は弔辞を表す色ですから、卒園式のネクタイの色としてはNGカラーでしょう。
ブラックスーツに黒いネクタイだと、それこそお葬式ですからね。

しかし、卒園式に出席するパパは比較的年齢の若い人が多いため、これらの色だとかしこまりすぎて逆に浮いてしまう可能性もあるかもしれません。
最近では結婚式の披露宴でもパステルカラーのネクタイなら一般的になってきていますし、そういった色の方が華やかで卒園式にはふさわしいとも思います。

そういった理屈はありつつも、実際にはネクタイの色は多種多様です。
グレー系のネクタイの人もいれば、濃い縞模様のネクタイのパパもたくさんいます。
ネクタイについては、ちょっと遊ぶくらいのイメージの方が、かえって周りと調査するかもしれませんね。

以上「卒園式のパパの服装 礼服や喪服でも大丈夫?ネクタイの色は?」でお送りしました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

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