3月の卒園式シーズンになると、「どの服を着ていったらいいんだろうか」と頭を悩ませる人もいるのではないでしょうか。
今回は、普段から仕事で着ているビジネススーツにワイシャツ、革靴を使っても大丈夫なのか、まとめてみました。
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卒園式のパパの服装はビジネススーツにでも大丈夫?
以前の記事でも書きましたが、卒園式の服装はスーツにネクタイが基本です。
卒園式は式典であって、「ドレスコード」といって服装の格が気になりますが、インフォーマル(=略礼服)でもダーク系のスーツとなります。
ところで、同じスーツとはいえ、ビジネススーツでもインフォーマルとして認められるのでしょうか。
実は、ドレスコードとしての「インフォーマル」と「ビジネス」の境界は結構微妙だと思います。
というのも、そもそもビジネススーツには決まった形式というのがありません。
「ビジネスの場で着ていてもおかしくない程度のスーツ」というスタイルで、そのビジネスの場も、どのような業界なのかによって左右されるため、はっきりとした定義はありません。
ネイビー、グレー、ダーク系、ストライプ入りなど、様々なスーツが「ビジネススーツ」として販売されています。
一方のインフォーマルは、「ブラックスーツ」または「ダークスーツ」という縛りはあるものの、無地であったりストライプ入りであったりします。
この点から考えれば、自分が普段ビジネスシーンで使っているスーツのうち、ブラック系またはダーク系であれば、インフォーマルとして卒園式の服装に選んでも、周囲に比べて浮いてしまうことはないでしょう。
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インフォーマルのワイシャツはどう選ぶ?
パパが卒園式の服装を「インフォーマル」にスーツで決める場合、中のワイシャツについてもどうしようかと考えることになります。
ワイシャツを選ぶ基準は、柄や地、色などのほか、衿の型にも考える余地があります。
地・色について
インフォーマルのスーツスタイルでコーディネートす場合、中に着るワイシャツは白無地またはサックス無地が無難です。
ちなみに、「サックス」とは水色っぽい色です。
衿(えり)型について
ワイシャツの衿の型には種類があります。
・左右の衿の開き具合(角度)を示す「衿羽開き」
・衿台の内側の幅を表す「衿台幅」
・衿羽付け根の部分から先まで長さを表す「衿羽長さ」
・衿羽
の4つによって衿の型はタイプ分けされます。
衿の型は全部20種類以上にも分類されますが、式典のドレスコードがインフォーマルだった場合、ワイシャツの衿の型は、レギュラーカラーかワイドカラーが無難です。
最も標準的なこの2つの白無地のシャツなら、おそらく誰でも一着は持っているのではないでしょうか。
買うときは意識しないで買ったとしても、仕事の時に無難に着るワイシャツを選んだ場合はどちらかに当てはまっていると思います。
インフォーマルの靴はどう選ぶ?
靴を考える場合、色と型をどのようにするか、というのがポイントですね。
グレードとしては、
・フォーマルシューズ
・ビジネスシューズ
・ローファーの革靴
・スニーカーなど
のように分けることができますが、卒園式ではスニーカーはやめておきましょう。
基本的にはスーツと同系色のビジネススーツ以上であることが望ましいです。
革靴を選ぶ際の基準として、以下のような分類があります。
・ストレートチップ
つま先に直線的(ストレート)なラインの入った靴で、最もフォーマルです。
・プレーントゥ
つま先に装飾がないプレーンなデザインとなっている靴で、ややカジュアルですが、冠婚葬祭やパーティなどで履いていても浮くことはありません。
・ウイングチップ
つま先にW字に切り替えが入っている靴で、おしゃれなデザインのものが多いです。パーティなどの華やかな場では良いのですが、式典のようなお堅いイメージの場にはあまりふさわしくありません。
・Uチップ
つま先にU字に切り替えた入っている靴。そもそも狩猟靴から派生した、という歴史があることから、フォーマルよりもカジュアルな場で使用したいタイプです。
インフォーマルよりもちょっとカジュアルな、スマートカジュアルでコーディネートする場合は、スエード生地のローファーなんかでも、全体的に合っていればおかしくはありませんが、インフォーマルにダーク系スーツでいく場合はストレートチップかプレーントゥの革靴が無難です。
ただ、普段ビジネスシーンで履くようなローファーのものでも浮くことはないので、その辺はある程度気軽に考えても良さそうです。
以上「卒園式のパパの服装はビジネススーツにワイシャツ、革靴でも大丈夫?」でお送りしました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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