2月は新年で一番中途半端な時期かもしれません。
決算セールの前であったり、卒業シーズンの前であったり。
このため、時間に余裕があり、イベントなどに力を入れやすい時期でもあります。
特に節分なんかは、他の行事に比べてきちんとやるご家庭も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな2月の行事食や、行事・イベント、記念日についてまとめました。
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目次
2月の行事食
2月は新しく始まる節目の年という扱いからか、比較的多くの行事食がありますが、冬の時期でもあるため結構地域差があります。
ご自身の地域の風習に合わせて、献立メニューに取り入れてみて下さいね。
恵方巻き
最近はすっかり全国的に定着してきましたが、元々は大阪だけの地方グルメのようなものでした。
これが企業の販売促進活動により全国的に「恵方巻き」として定着した、という経緯があります。
私を含め、今の親御さんたちの世代では、あまり子供の頃に恵方巻きを食べたというイメージのある人はいないのではないでしょうか。
でも、海鮮恵方巻きなど、とても豪華で美味しい恵方巻きも多いので、今では我が家でもすっかり定着しています。
福豆
幸せを願って、煎った豆を撒き、年の数だけ食べます。
基本は大豆ですが、落花生を食べるところもあります。
煎ることによって邪気を払う、という意味があります。
乾燥大豆をフライパンでちょちょいと煎るか、レンジで二分くらい温めるだけでも食べられます。
いわし料理
豆と同じく邪気を払う効果のある鰯。
恵方巻きが流行る前は、鰯料理がメインだった、という家庭は多いのではないでしょうか。
煮物でもいいのですが、邪気を払う意味では煙が出る焼き鰯がベストです。
けんちん汁
節分料理のなかでは汁物として重要なのがけんちん汁です。
節分に深い関係のあるわけではないのですが、節分によく食べられるこんにゃくが入っていたり、冬の祭り料理としてよく食べられていたものが、節分にだけ残っている、という背景があるようです。
節分そば
旧正月と時期が近いせいか、節分にはそばを食べる風習があります。
あるいは、節分の日を
特別、どんなそばということもありません。
お事汁
お事汁は、2月8日の「事八日」に食べることに由来する名前の汁物です。
昔から庶民にとって「事」は農作業を意味することから、お事汁は野菜をたっぷり使います。
引用元:http://recipe.bioweather.net/
いなり寿司
2月最初の「午」の日を「初午」といいますが、初午は京都の伏見稲荷大社です。
ここでは狐を「お稲荷様」と呼んで神聖視していて、お稲荷様の好物である油揚げを使った料理の一つであるいなり寿司を食べる習慣ができたのだとか。
しもつかれ
こちらも「初午」の行事食で、鮭の頭と節分で使った豆の残りや野菜の切りくずなどを大根おろしと混ぜて作ります。
栃木県の郷土料理としても知られ、見た目がかなりアレと言われますが、好きな人は好きなのだとか。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/
初午団子
同じく「初午」由来の行事食。
こちらは「蚕の神」に、繭に見立てた団子をお供えすることからできました。
といっても、形が繭に似せているだけで、材料としては普通の団子。
食べ方も普通の団子として、きな粉をつけてよし、ぜんざいにしてよし。
引用元:http://shirakawa-go.org/
チョコレート
行事食、といっていいかわかりませんが、2月に必ず食べるものとしては忘れてはならないものですよね。
といっても、バレンタインデーという行事の意味からすると、自分で買って食べてもあまり意味がありませんので、もしもらった場合はありがたく頂戴しましょう。
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2月の行事・イベント
2月3日 節分
2月最初の行事、イベントにして、家庭内行事としては最大のものではないでしょうか。
二十四節気の大寒の最後の日であり、立春の前日でもあります。
節の分け目、というわけですね。
行事としては、「鬼は外!福は内!」と掛け声とともに豆を撒き、最後に年の数だけ豆を食べる、というだけです。
晩ご飯には恵方巻きや焼き鰯などを食べたりします。
お父さんが鬼の格好をして子供を脅かしたりもするので、子供の泣き声があちこちの家から聞こえたりもします(笑)
そんなお父さん専用の鬼セット、我が家にも一年に一回の出番を待って納戸に眠っています。
2月上旬 さっぽろ雪まつり
北海道札幌市の最大のイベントの一つで、多くの観光客が訪れる冬のお祭りです。
迫力ある雪像が大通公園に並び、出店もたくさん並びます。
観覧と出店メインの大通会場、すすきの会場のほか、すべり台など冬のアクティビティを楽しむ「つどーむ会場」があります。
2017年は2月1日(水)~2月12日(日)(大通、すすきの会場は2月6日(月)から)となっています。
2月8日 針供養
針供養は、一年間お世話になった針で、折れ曲がったり錆びたりして使えなくなったものを、こんにゃくなどに刺して神社に供養する、という行事です。
現在では、一般家庭ではあまり馴染みがない行事ですよね。
物流がよくなって、一年の間にに針仕事する人なんて何人いるか、というところかもしれません。
子供がいる家庭だと、保育園や学校の関係で多少使うのですが。
2月12日 初午
2月最初の午の日である「初午」は、稲荷神社のお祭りの一つ。
狐の神様であるお稲荷様に感謝してお供え物をします。
あまり関係ない行事だと思うかもしれませんが、稲荷神社は全国に30000以上あるとされ、総本山は伏見稲荷神社です。
そのためか、全国各地に伏見の名前を持つ関連施設や地域は結構あります。
あなたの身近にもきっと稲荷神社があるでしょう。
初午祭りに行ってみてはいかがでしょうか。
2月25日 北野天満宮梅花祭
京都の有名な観光スポットである北野天満宮。
全国にある菅原道真を祭った天神社の総本山ですが、この2月25日は菅原道真の命日にあたり、梅の花を添えてお祈りします。
冬はお祭りが少ない時期ですが、かなり盛大なお祭りですし、この時期に京都に行くなら是非行ってみたいですね。
引用元:http://www.kitanotenmangu.or.jp/
2月26日(日) 東京マラソン
日本最大のマラソン大会である東京マラソン。
倍率が 12倍という高い人気を誇ります。
マラソン好きな方は意外と多く、応援スポットの場所取りもなかなか白熱します。
2月の記念日
2月4日 立春
二十四節気の一つで、旧暦では正月に当たる日。
春分と冬至のちょうど真ん中の日でもあり、感覚的にはまだ冬だと思いますが、この日から春という扱いになります。
といっても、多くの人には前日が節分だというくらいしかイメージがないかもしれませんね。
2月11日 建国記念日
日本という国の誕生を祝う日です。
今の日本がいつからできたのか、というのはわかっておらず、古事記や日本書紀などから初代天皇が即位した旧暦1月1日を新暦に置き換えたのがこの日、というわけですね。
とはいえ、多くの人にはあまり由来などは関係なく、単なる休みと化しているのが実状ではないでしょうか。
2月14日 バレンタインデー
商戦としては2月最大の商戦となるバレンタインデー。
日本では女性から男性に親愛の意味を込めて贈りますが、最近では女友達同士の友チョコや男性から女性に贈る逆チョコなど、男女問わず参加できるイベントになってきています。
世界的には恋人や親愛な者が贈り物をする、という意味合いが強いので、方向性としてはいいのではないでしょうかね。
ただ、それならもうホワイトデーはいらない気がしますが、経済界の働きがある限り残るのでしょうね。。
以上「2月の行事食や行事・イベント、記念日といえば?全部覚えて子供と楽しもう!」でお送りしました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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