抱っこは赤ちゃんにとってもっとも安心する姿勢。
寝かしつけるときもよく抱っこしますよね。
ところが、抱っこするとかえって赤ちゃんが泣く場合があります。
これはいったいどのような理由なのでしょうか。
また、パパの抱っこだと赤ちゃんが泣いてしまう、というのならわかるのですが、ママの抱っこのときだけ泣いてしまうというケースもあるようです。
そんなときは一体どう考えたら良いのでしょうか。
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目次
赤ちゃんが抱っこすると泣く理由とは?
抱っこは赤ちゃんにとってもパパママにとっても大事なスキンシップ。
赤ちゃんどころか幼児と呼べる年齢になっても抱っこを求めてきますよね。
これは、基本的には抱っこされると安心するからです。
ところが、一方では抱っこするとかえって泣く赤ちゃんもいます。
安心しているはずなのに、何故だろうっと悩むパパママは多いようです。
もしかすると、自分は嫌われているんだろうか、と。
いったいどんな理由なのでしょうか?
理由①抱っこの仕方が下手
新米パパママに多いのがこの理由。
慣れているおばあちゃんのときは泣かないのに・・・というときは、抱っこの仕方が下手なのかもしれません。
また、パパが抱っこすると泣き止むけどママが抱っこすると泣く場合もありますが、パパの方が手が大きくて力もあるので安定して抱っこできることが理由だったりすることもあるようです。
最初のうちは慣れないかもしれませんが、誰でもそのうち上手になるので諦めずにたくさん抱っこしてあげましょう。
理由②赤ちゃんの抱っこの好み
抱っこされる赤ちゃんのほうにも好みがあります。
抱っこには、縦抱っこ、横抱っこなどがありますが、赤ちゃんによってどんな抱っこのされ方がいいか、はっきりと好みを持っている子もいます。
あるいは上下に揺らされるか、左右に揺らされるかなどはそのときの機嫌なんかでも変わってきます。
赤ちゃんにとって「泣く」というのは数少ない意思表示方法の一つ。
どうしても泣き止まないときは、今の抱っこの仕方が赤ちゃんの好みに合わないのかもしれません。
理由③抱っこするパパママがイライラしている
赤ちゃんというのは目もあまり見えない頃でも、パパママの感情を理解しています。
特にスキンシップを伴う抱っこのときは、内心をはっきりと感じ取っている場合もあります。
仕事と育児の両立であったり、初めての育児であったりと、赤ちゃんと接するときについついパパママのほうが感情的になっている場合もあると思いますが、そんなときに赤ちゃんを抱っこしても、かえって赤ちゃんが不安になって泣いてしまうことがあります。
理由④安心しているからこそ泣く
赤ちゃんがパパやママに抱っこしてもらっているときだけ泣く理由には、安心しているから、という場合があるようです。
というのも、赤ちゃんが泣くということは自分の意思表示ができている、ということでもあるんです。
他の人が抱っこしているときに泣かないのは、安心しているからではなく緊張して意思表示できないから。
パパママを信頼しているからこそ、安心して泣くことができるんですね。
理由⑤おっぱいがもらえなくて泣く
月齢の短い赤ちゃんは、あまり目が見えていません。
代わりに匂いなどでパパやママを認識しているんです。
そして、赤ちゃんにとってもっとも重要な匂いがおっぱいの匂い。
おっぱいをあげるときは通常抱っこしてあげると思いますが、もしかすると赤ちゃんが「抱っこ=おっぱい」と思っているのにおっぱいがもらえなくて泣いているのかもしれません。
理由⑥信頼関係が築けていない
この理由は主にパパだけが抱っこしたときに泣く場合に当てはまりますが、赤ちゃんとの信頼関係が築けていないのかもしれません。
ママと赤ちゃんは産まれる前からまさに一心同体とも言える存在。
産まれた後も一緒にいる時間も長いのですが、パパの場合はどのように赤ちゃんと関わってきたか、ということによっては、信頼関係が築けず泣かれるケースもあります。
赤ちゃんは他人を匂いで覚えますから、そもそもスキンシップの回数が少ないと知らない人扱いされてしまい、泣いてしまう場合があります。
理由⑦まだ寝たくない(遊びたい)
赤ちゃんを寝かしつけたいとき、よく抱っこして揺らしてみたり、散歩してみたりしますよね。
経験上なんとなくやっている人も多いかもしれませんが、科学的にはこれは「輸送本能」という動物に本来備わっている本能により、抱っこで運ばれるときにリラックスするという性質があるからだと言われています。
一方で、赤ちゃんは抱っこされて輸送本能が刺激されると「寝なきゃいけない」というメッセージのように受け取る場合があるようです。
その結果、「まだ寝たくない!遊びたい!」という意味をこめて泣くケースがあります。
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パパの抱っこはいいけどママの抱っこだと泣く場合
ママの抱っこ以外だと泣いちゃう赤ちゃんというのは、なんとなくわかりやすいですよね。
パパから見ても、赤ちゃんとママの信頼関係というのは特別なものなんだろう、という気がします。
しかし、ママの抱っこのときだけ赤ちゃんが泣いてしまうケースというのもかなり多数あるようです。
この場合はいったいどう考えたら良いのでしょうか。
実はこの悩みはかなり多いようなのですが、たいていの場合は上述のような理由であるにも関わらず、ママ自身が「私が嫌われているからこそ泣くんじゃないか」と悩んでしまう人が多いようです。
パパが抱っこして泣くなら、「ママじゃないと嫌なんだよねー。」とか「パパは抱っこが乱暴なんだから・・・。」とか納得しやすいんです。
でも、ママの場合は自分が赤ちゃんから嫌われていると自信を失う人が多いのですね。
ママが嫌いな赤ちゃんはいない!
この手の質問はネットでも多く寄せられているようですが、結論としては「ママが嫌いな赤ちゃんなんていない」ということです。
だから、パパもママが悩んでいるならそう諭してあげてください。
赤ちゃんが泣く理由は、上述したように他にある場合がほとんどです。
パパの抱っこで泣く場合は、そもそも信頼関係が築けていないなど、やはり上述のような理由の場合が多いので、気をつけてみてください。
まとめ
赤ちゃんが抱っこすると泣く主な理由は
・抱っこの仕方が下手
・赤ちゃんの抱っこの好み
・抱っこするパパママがイライラしている
・安心しているからこそ泣く
・おっぱいがもらえなくて泣く
・信頼関係が築けていない
・まだ寝たくない(遊びたい)
といったことが多いので、どれかに該当すると思うパパママはちょっと気をつけてみてください。
以上「赤ちゃんが抱っこすると泣く理由?パパはいいけどママはダメな場合とは?」でお送りしました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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