四国三大祭の一つに数えられる高知県高知市のよさこい祭り。
毎年お盆直前に行われるこのお祭りは、100万人もの人で賑わうお祭りです。
夏休み時期に子供と鑑賞に行くには絶好のお祭りでもあると思います。
そんなよさこい祭りの2016年の日程や、北海道札幌市のよさこい祭りとの違いなどについてまとめてみました。
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高知よさこい祭り 2016年の日程
「よさこい祭り」というと、それだけで高知県高知市で行われるよさこい祭りを指すのですが、最近は北海道札幌市のYOSAKOIソーランが認知度を伸ばしてきており混同されやすい状況にありますので、ここではあえて高知よさこい祭りと表現することとします。
高知よさこい祭りは毎年決まった日程スケジュールで行われるため、年による違いはありません。2016年でも同じですね。
8月9日に前夜祭、8月10日、8月11日が本番、8月12日が全国大会と後夜祭、という位置づけです。
高知よさこい祭り2016 ツアースケジュールは?
高知よさこい祭りの日程は上述したとおりで、ツアー日程もこれにスケジュールが当てられたパックが、クラブツーリズムさんや近畿日本ツーリストさんから出されています。
高知よさこい祭りは、元々歴史上では徳島阿波踊りに対抗する形で生まれたため、その日程も似通ってはいますが、ライバル視しつつも客を取り合うような日程ではなく、お互いに相乗効果のあるような日程に設定されています。
その結果として、よさこい祭りと阿波踊りは全体では以下のようなスケジュールとなっています。
日程 | よさこい祭り | 徳島阿波踊り |
8月9日 | 前夜祭 | |
8月10日 | 本番1日目 | |
8月11日 | 本番2日目 | 前夜祭 |
8月12日 | 後夜祭・全国大会 | 本番1日目 |
8月13日 | 本番2日目 | |
8月14日 | 本番3日目 | |
8月15日 | 本番4日目 |
このことから、「せっかく行くならよさこい祭りも阿波踊りも両方楽しみたい!」という声が多くなっているのでしょうね。
ツアースケジュールもよさこい祭りと阿波踊りの両方の本番日を含む8月11日、8月12日を含む2泊3日というものが大変人気となっているようです。
このツアーパックにはそれぞれの桟敷席などの有料観覧席のチケットも含まれている場合が多く、両方のお祭りを十分に楽しめる内容となっていますので、お祭りそのものを楽しみたい人はご利用されてみるのも良いと思います。
また、「お祭りも見たいけど食べ歩きもしたいし、自由に動きたい!」というような人であれば、この8月11日、8月12日を自分ツアーのスケジュールの中心に置くといいでしょう。
→阿波踊り2016 日程を知ってツアーを組もう!高円寺でもあるの?
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北海道札幌市のYOKOIソーラン祭りとの違い
上述したように「よさこい祭り」といえば、一般的には高知県高知市のよさこい祭りを指しますが、最近では北海道札幌市のYOSAKOIソーラン祭りの認知度、知名度が急上昇してきたため、こちらのほうを連想する人も多いようです。この2つの違いはなんなのでしょうか。
高知よさこい祭りの歴史が徳島阿波踊りをモデルとして生まれたものであるように、北海道札幌市のYOSAKOIソーラン祭りの歴史は高知よさこい祭りをベースにして生まれたものです。
それも高知よさこい祭りの躍動感に感動した、北海道大学のたった一人の学生によって。その人物は後に政治家となったりもしました。
観客動員数では、北海道札幌市のYOSAKOIソーラン祭りは200万人規模と、約2倍に当たるようですね。
両者のお祭りの違いは、高知よさこい祭りは盆踊りをベースとした阿波踊りを参考にしているため、あくまでも盆踊りから派生している、という雰囲気を感じることができます。
これに対して、北海道札幌市のYOSAKOIソーラン祭りは、よさこい祭りをベースにさらにソーラン節の要素を取り入れ、開催時期も6月であることもあって、盆踊りという雰囲気はありません。ソーラン節であることすら感じられないチームもあります。お祭りと言うよりは、ショーとしての要素が強いですね。
ちなみに、ネット上ではしばしば地元民による批判が見られることがあります。
「あんなのはよさこいじゃない」とか言う言葉も出ているようですが、両方のチームに知り合いがいて聞いてみたところ、実際にはチーム同士では交流することもあって、仲は悪くないそうです。
創業者の思いはともかく、名前に「よさこい」とついているだけで、お互いが全くの別物と認識しているようですね。
以上「高知よさこい祭り2016!ツアー日程や北海道札幌との違いは?」でお送りしました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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