前回に引き続いて、ホワイトデーのお返しの意味についての第6回目の記事です。
今回はマシュマロとパイのほか、今までのお返しの由来と意味を一覧してまとめてみました。
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ホワイトデーのお返しの意味!マシュマロの場合
ホワイトデーのお返しの定番であるマシュマロ。
卵白を泡立ててから砂糖やシロップを加えて、ゼラチンでゼリー状に固めてから粉をまぶしたお菓子です。
名前の由来として、昔はゼラチンではなく植物であるウスベニタチアオイ (薄紅立葵)の根に含まれるデンプンを使っていたことから、この植物の英語名「Marsh mallow(マーシュマロー)」がそのままお菓子の名前として定着したものです。
最後の仕上げにまぶす粉を変えたり、卵白の段階でコーヒーやチョコレートを入れたりすることで、味や色合いを変えることができます。
まぶす粉としては、コーンスターチ、ココア、きな粉、抹茶、スキムミルクなど、様々です。
そんなマシュマロですが、ホワイトデーのお返しの意味としては「あなたが嫌い」だと言われています。
ホワイトデーのお返しの定番なのに、ちょっとびっくりな意味ですよね。
バレンタインデーやホワイトデー自体が企業戦略によるところが大きいことを考えると、このような事態はマシュマロ業界が黙っていないと思うのですが、調べてみたところでは、日本マシュマロ協会のようなものはないため、特に声を大にして異を唱える人はいないようですね。
ただし、ホワイトデーの発祥については諸説あると言われていますが、ホワイトデーは元々「マシュマロデー」として始めたものであり、チョコレートをマシュマロで包んだお菓子をプレゼントすることで、バレンタインデーでもらったチョコレートを優しい気持ち(=マシュマロ)で包んでお返しします、という意味があったと主張する方がいらっしゃいます。
その方こそ、元祖「ホワイトデー」こと「石村萬盛堂」さんで、いつの間にか逆の意味で使われていることにショックを受けていられるようですね。
『「嫌いだ」と伝えるための贈り物がある世界など嫌だ』とコメントされていますが、確かにその通りだと思います。
世の中、わざわざ嫌いな人に贈り物をする人はそういませんよね。
「マシュマロ=あなたが嫌い」という構図は、元々誰が言い始めたかはまったく定かではありません。
とはいえ、世間がそのように認識してしまえば、それが真実になる、というところもあります。
今後は「マシュマロ」=「大好き」という意味が広まっていくといいですね。
ホワイトデーのお返しの意味!パイの場合
ホワイトデーは3月14日であることから、円周率のπ(パイ)にかけて「パイの日」とも言われています。
提唱したのは日本パイ協会ですが、数学協会は「円周率の日」とか「数学の日」と言いますし、「キャンディーの日」、「マシュマロデー」など、各業界の人がこの日を記念日と定めているようです。
そんなパイですが、ホワイトデーではどのような意味があるかというと、「永遠に続く愛」という意味があると言われています。
円周率は「3.14・・・・」と永遠に続いていくことが由来となっています。
ちょっと無理やりな感じもしますが、パイは子供が好きなお菓子ですし、手作りお菓子の定番ともいえますので、選択肢の一つとしては最適なものの一つです。
今年は家族など大切な人にパイを贈ってみてはいかがでしょうか。
高級パイは、1ホール3000円以上するものもあって、プレゼントとしての価値も十分あると言えます。
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ホワイトデーのお返しの意味と由来の一覧まとめ
お返し | 意味 | 由来 |
キャンディ(飴) | あなたが好きです | 口の中でずっと溶けないから |
キャラメル | 一緒にいると安心する | 口の中でずっと溶けないから |
マカロン | あなたは特別な人 | 特別なお菓子だから |
マドレーヌ | ずっと一緒にいたい | 貝がモチーフだから |
パイ | 永遠に続く愛 | パイの日と円周率πにかけて |
バームクーヘン | 長寿繁栄を願う | 切り口が年輪に似ているから |
クッキー | 友達でいましょう | サクっとしているから |
マシュマロ | あなたが嫌い | 口の中ですぐ溶けるから |
グミ | あなたが嫌い | 不明 |
ハンカチ | お別れ | 中国故事や手切れにかけて |
ホワイトチョコ | 特に意味はない | なし |
チョコレート | ||
マフィン | ||
パウンドケーキ |
以上「ホワイトデーのお返しの意味と由来の一覧まとめ」でお送りしました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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