一生に一度の七五三。
「いやいや、七五三は2回あるでしょ?」と言われるかもしれませんが、3歳のときはその1回しかありません。
大人になってから自分のアルバムを振り返っても、3歳の時の七五三の写真って、いかにも子供の頃って感じでちょっと特別な感じがしませんか?
そんな一生の思い出に残る3歳の七五三ですが、女の子の場合は着物の着せ方、つまり着付けがよくわからず不安に思う父親の皆さんも多いのではないでしょうか。
今回は解説動画のご紹介のほか、フルセットで必要なものがなにか、着物用語なんかについてまとめてみました。
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目次
七五三 3歳女の子の着物の着付けや着せ方
3歳女の子の七五三のときの服装としては、着物が一般的ですよね。
我が家も子供が女の子なのですが、3歳の時はやはり着物でした。
写真館でのレンタル衣装だったので、着るときはそこのスタッフがきちんと着せてくれるのですが、3歳児ってどうしてもずーっとは着ていられないですよね。
ついつい動いて着崩れしてしまったり、「脱ぎたい!」といって抜いてしまう子供のいるはず。
そのため、親も自分で着物の着せ方、つまり、着付けを覚えておいた方がいいと思います。
以下は、私も参考にした着付け動画です。
七五三の着物セットで必要なもの
動画では着物の着付けについて解説されましたが、そもそも何をセットとして用意していいのか分かりませんでしたね。
ということで、3歳女の子の七五三の時の着物セットを以下にまとめてみました。
2 着物
3 長襦袢
4 肌襦袢
5 腰紐
6 裾よけ
7 足袋
8 草履
9 髪飾り
10巾着
11紙舞日傘
フルセットで11点は必要・・・ということになりますね。
髪飾りも、複数するともう少し増えるかもしれません。
あとは、女の子の場合は軽く化粧をするので、子供用の安全性の高い化粧品(コスメ)もあるといいかもしれません。
「子供が化粧なんて危ない」とか「なくても十分可愛い」という人もいると思いますので、この辺はご自身の思想に合わせてください。
ちなみに、我が家ではレンタル衣装の際に化粧もしてもらいましたが、「嫌がる子もいるので、その場合は無理にはやりませんよ~」と言ってました。
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七五三の着物に関する用語の紹介
動画を見ていれば何となくは分かるとは言え、解説動画の言葉自体がよく分からない人はいませんか。
それは私です(笑)
母親にとっては当たり前かもしれませんが、父親が着物の着付けを学ぶときってそもそも言葉がよく分からないですよね。
そんな同じ思いをもったイクメンの皆さんのために、動画中に出てくる用語について、以下にまとめました。
足袋
これはさすがに分かりますかね。
和装の時の、伝統的な靴下です。
最近では足袋ソックスを愛用する人も増えており、私でも聞けば何のことか分かるくらいにはポピュラーなものですね。
長襦袢(ながじゅばん)
襦袢(じゅばn)というのは、和服における下着、つまりインナーですね。
襦袢は、元々は丈の短い半襦袢が主流だったようですが、のちに丈が長い長襦袢が主流となったようです。
長襦袢の下に着る、肌襦袢もあります。
下着と分類しつつも、基本的に着物を着た状態で襦袢が見えるように着るのが正しい着方になるので、いわゆる「見せる下着」に分類されます。
完成形で衿(えり)が少し見えるのが正しい着付け。
身八口(みやつくち)
引用元:http://plaza.rakuten.co.jp/tikutikukimono/diary/
身八口は、女性や子供の着物にのみある、特殊な部分で、脇の下にある穴のことをいいます。
女性が帯をするとかなり胸に近いところにまできて動きが制限されるため、可動域を増やすための「あそび」のような役割を果たしているそうです。
子供にとっては、動画にあるような紐を通すための穴、という意味があります。
他にも通気性を高めている、という説や、着崩れを直すために手をいれたり、着物を着たままでも授乳可能となる役割があるそうな。
被布(ひふ)
着物の上から着る上着のことです。
防寒の役割を果たすほか、おしゃれ的な要素も強く、江戸時代には風流な男性がよく着ていたそうな。
現在では、被布といえばほとんどが「子供の七五三のときの晴れ着の時に着るもの」という概念に変わっており、着物着用時のアウターとしては「着物コート」が主流となっています。
いかがでしたでしょうか。
男性にはなかなか身近にはない着物の着せ方。
3歳女の子の父親の皆さんは、着付けをしっかり覚えて思い出に残るような写真を撮ってあげてくださいね。
当日になって「あれ?何か足りない・・・。」とならないよう、フルセットで必要なものをしっかり事前に揃えておきましょう。
以上「七五三 3歳女の子の着物の着付けや着せ方!セットで必要なものとは?」でお送りしました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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