PTA役員は、「できればやりたくない」と考えている人が多いです。
面倒であったり、仕事や家事で忙しかったり、介護や子育てでとても手が回らない、という人もいるでしょう。
人それぞれの考え方はありますが、多数の人は「やりたくない」と考えています。
今回は、そんなときのPTA役員の決め方についてまとめてみました。
結局決まらなくてクジやジャンケンになってしまうところが多いようですが。。
【スポンサーリンク】
PTA役員の決め方
できればやりたくないPTA役員。
しかし、PTAが活動していくうえでは、選出しないわけにはいきません。
PTAの一番最初の仕事は、この役員決めといってもいいでしょう。
しかし、いきなりPTA会長が無作為に指名する、というわけにはいきません。
指名された人はやはり不満を持ちますし、PTAの空気が悪くなってしまいますからね。
できるだけ穏便にPTA役員を決めていくために、各PTAはどのような手法をとっているのでしょうか。
立候補
最も平和に解決できる、望ましい決め方です。
もしも立候補だけでPTA役員全員が決まるなら、これほどいいことはありません。
選出された人は自ら希望して役員になるのですし、推薦や投票のように、選出されなかった人が罪悪感を感じることもありませんからね。
ただ、悲しいかな、立候補だけで全てが決まるとは思えません。
それどころか、一人の立候補もないままPTA役員が決まってしまう、というのがPTA役員決めの現実のようです。
推薦
小学校ではあまり採用されることはないようですが、幼稚園や中学校、高校などで、特にエスカレーター式に全員が同じ学校に進学するようなときに用いられることが多いようです。
ある程度面積のある保護者さん同士だと、その人の活動っぷりがわかるため、推薦ですんなり決まることも。
投票との区別が難しいですが、都市部よりは閉鎖的な地方や社会で、ポジテイブな理由で決められることがあるようです。
都市部でも用いられることはありますが、大抵の場合はクジで決めるための前置きのような扱いになっていたります。
「立候補も推薦もないようなので、クジで・・・」という流れの一貫として、形式的に用いられているようです。
投票
基本的に無記名による投票で、一番名前の多かった人にPTA役員を割り当てる、という方法です。
投票で選出されたPTA役員の人はまったくもって納得いかないようですが、誰が投票したとはわからないため、気まずい思いをしなくて済むというメリットがあります。
ある程度仲がいいママ友連合がいる場合は、示し合わせて自グループがPTA役員にならないよう工作している・・・なんて怖い話も。
これならばクジの方がマシ、という意見も多く、トラブルを招く選出方法かもしれません。
【スポンサーリンク】
PTA会員が決まらないとき
PTA会員はできるだけ立候補で穏便に決めたいところですが、それでも決まらないときは推薦などが提案されます。
しかし、推薦する人も後腐れがあると嫌なもので、結局のところ誰も候補に名前が挙がらない、というところは多いのではないでしょうか。
そんなときは、以下のような選出方法を役員決めに採用しているところが多いようです。
クジ引き
PTA役員決めの中では最も用いられる手法の一つではないでしょうか。
基本的には過去に一度も役員を経験したことのない人の中でクジを引き、当たった人が役員になる、というものです。
あみだクジでも、割り箸などを使ったクジでもいいようですが、「○○をするくらいなら、あみだクジで決めたほうがマシ」という風に、いい案がないときに最後の手段として用いられやすいのはアミダクジのようです。
一番後腐れがない方法としてPTA役員決めにおいて普及していますが、その分、クジで当たってしまうと断れない強制力が働いてしまい、本当にPTA役員ができない理由がある人でも一度引いて当たってしまうと、なし崩し的にPTA役員をやるハメに。
本当にできない人は、クジを引く前に断固として断りましょう。
じゃんけん
クジと並んで例示として出てくるジャンケンですが、クジに比べると採用されている例は少ないようです。
後出しだとか、タイミングだとか、クジに比べるとやや公平性がかけるからでしょうか。
私にはわかりませんが、実はジャンケンには世界大会もあって、強い人は本当に強いです。
運の要素よりも、技術的要素や知識的要素が働くため、負けた方からすると何となく「ずるい」という印象を持ってしまうかもしれません。
あまりトラブルは起こしたくないので、どうせならクジ引きの方がいいかもしれません。
逆にジャンケンが強いと自負している人なら、「ジャンケン」推しも通るかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。
できるだけ穏便に済ませたいPTA役員決め。
色々な決め方がありますが、最終的に一番不満が少ないのはクジなのかもしれませんね。
以上「PTA役員の決め方!決まらないときはクジ?ジャンケン?」でお送りしました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
【スポンサーリンク】