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防災の日 2016年はいつ?イベントの意味を知って備蓄をしよう!

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毎年9月になると高まる防災意識。
それは防災の日があるからなんです。
子供の頃も学校で防災絡みのイベントをしたり、その意味を教えてもらったりもしたと思いますが、大人になると今度は会社の消防組織の一員として加わったり、備蓄リストを作ったりと自ら関わることも増えますよね。
今回はそんな防災の日にちなんだ知識を知って、子供と一緒に防災の日を楽しんでみてください。

 

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防災の日とは 2016年はいつ?

防災の日は、別に祝日ではありませんが、日本の記念日の一つです。
「政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」こととされています。

この目的から、防災の日は内閣総理大臣なんかも防災訓練に参加したりと自分たちには関係のない大きなイベントのように感じる人も多いかもしれませんが、国民皆が防災に関する認識を深めて準備する日なんですね。
「地震大国の日本なんだから、祝日にしちゃえばいいのに」と子供の頃は思ったことはありますが、そうするとお役所なんかも休みになって防災訓練どころじゃないですね。。

防災の日は毎年9月1日に設定されています。
平成28年(2016年)の9月1日は木曜日ですね。
また、この9月1日を中心にした一週間を防災週間とし、この期間に各種様々なイベントが企画されることが多いです。
平成28年(2016年)は8月30日(火)~9月5日(月)までとなっています。

防災の日の歴史や起源

防災の日が生まれたのは1960年(昭和35年)。
その起源は、小学校や中学校のときに歴史の授業でも学んだ関東大震災が1923年(大正12年)9月1日だったことに由来します。

この日が後押しされた理由の1つとして、毎年9月1日のこの時期は台風も多く、防災について認識を深めるにはいい日だと判断されたようですね。

ただし、こういう日に「防災の日」を選んでしまうと、当然毎年台風がくるわけで。
おかげさまで、台風のせいでせっかく企画したイベントが中止されることもあるようです。。

防災の日にちなんだイベント

「防災」という言葉は幅広い災害を意味しますが、ニュアンスとしては火災などよりも地震や津波、台風といった自然災害を意識して使われる言葉でもあります。

特に「東日本大震災」で甚大な被害を受けた東北地方(秋田県、宮城県、福島県、岩手県など)では元々津波対策がしっかりとできた地方でもあったため、防災意識やより高い傾向にあります。

宮城県では昭和53年の「宮城県沖地震」にちなんだ「みやぎ県民防災の日」が6月12日に設定されていますし、秋田県では日本海中部地震(昭和58年)にちなんだ5月26日が「県民防災の日」になっています。

こういった日にはこれら災害の被害を忘れずに教訓とするべく、今でも自治体で訓練をしたり、市民向けのイベントを開催しています。

東京の防災の日にちなんだイベント~まちかど防災訓練

東京都いえば、近年危険視されている首都直下型地震がありますよね。
この地震対策の一環として、東京消防庁ではイベントとして「まちかど防災訓練」といって、都民が自分たちで街を守る住民同士の訓練を推奨しています。
場所は各消防署で実施しているようですので、この機会に訪れてみてはいかがでしょうか。

横浜の防災の日にちなんだイベント~横浜防災フェア

東京都同じく首都直下型地震の影響を受ける可能性のある横浜では、毎年のイベントとして「横浜防災フェア」を実施しています。
場所は横浜赤レンガ倉庫で行われ、消防艇や消防船による放水訓練や救助訓練を見学することができます。
また、訓練を見るだけではなく非常食や災害食を楽しんだり、音楽隊による演奏会があったりと、ちょっとしたお祭りのように楽しむことができます。

日程としては防災週間よりも少し前に実施されるようですので、うっかり見逃さないように気をつけてください。

大阪の防災の日にちなんだイベント~大阪880万人訓練

大阪の防災の日のイベントは、大阪府民全員参加型の「大阪880万人訓練」。
あらかじめ、訓練予定日が告知された上で、防災無線や緊急速報尾メールにより地震が発生した旨の通知がきます。
大阪の場合は、東京や横浜と違って最も危険視すべきは南海トラフ地震でしょう。

大阪府の場合は最も被害が大きい地域、とまではいかないまでも、被害想定は阪神大震災に並かそれ以上になる可能性がありますので、まさに他人事ではありませんよね。

防災の日で備蓄や非常食を再確認!

防災の日は、冒頭で述べたとおり防災について認識を深めるだけでなく、心構えを準備する日でもあります。
その中に災害時、非常時の備蓄を自分で準備する、というのも重要な意味の一つでしょう。
非常時の備蓄というのは、いったいどのくらい容易すべきなのでしょうか。

基本は72時間

備蓄の考え方の基本は72時間分である、とよく言われます。
これは、過去の大災害などを踏まえても、72時間以内、つまり、3回以内にはある程度のライフラインやインフラの復旧が行われ、配給などの食糧が国や自治体から被災者の元へ届くから、という考えです。

「なんだ、じゃあ3食×3日×人数分で5年保存くらいのを買っとけば大丈夫だな」と考えがちですよね。
もちろん間違ってはいませんが、そのような備蓄方法はスペースも取りますし、「これで5年間は大丈夫」という過信が、非常食や備蓄を非日常のものへと追いやってしまい、いつしか5年後に買い換えることすら忘れてしまうことにもなってしまいます。

最近注目のローリングストック法

非常食や備蓄は、その保存期間が長くなればなるほどレパートリーというか、選択肢が減っていきます。
逆に、半年や1年くらいのものなら豊富なジャンルがある、ということです。
このように保存期間の長いものをドカ買いするのではなく、保存期間の短いものを期間を分けて購入し、保存期間がくれば普通の食事として食べてしまうことで、非常食を日常化するような考え方が「ローリングストック法」です。

災害時は色々と不便しますが、貧相な食事では体も心もまいってしまい、大変なストレスになります。
ローリングストック法を実践することで、非常時にも日常を感じることができ、少しはほっとするかもしれません。

また、日常的に非常食を食べることで、カセットコンロとガスボンベなどの備蓄をも常時用意しておくことができるのです。

 

いかがでしたでしょうか。
毎年9月1日は防災の日、また8月30日から9月5日までは防災週間となっており、2016年もそれは変わりません。
ぜひこの機会にイベントや意味をきちんと知って、非常食などの備蓄に家族で励んでみてはいかがでしょうか。

以上「防災の日 2016年はいつ?イベントの意味を知って備蓄をしよう!」でお送りしました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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